2022.01.25

【信州vs琉球】天皇杯で対戦した両チームが早くも再戦…信州はホームで意地を見せられるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

信州ブレイブウォリアーズ vs 琉球ゴールデンキングス(@ホワイトリング)
1月26日19時5分

 1週間前に第97回天皇杯準々決勝で激突したばかりの顔合わせが、ホームとアウェーを入れ替えて再び相まみえる。外国籍選手2人を含む主力選手5人が出場せず、琉球ゴールデンキングスに白星を明け渡した信州ブレイブウォリアーズがホームで意地を見せることができるか。

 信州は前節、天皇杯に帯同しなかった5人のうち岡田侑大を除く4人がチームに再合流してアウェー新潟アルビレックスBB戦に臨んだ。第1戦は第1クォーターを7失点に抑えながら最終スコアは12点差止まりだったが、第2戦は同じく第1クォーターを7失点に抑えてから徐々に勢いを増し、30点差をつけて連勝を果たした。今節は次節に直接対決を控える大阪エヴェッサに勝率で並び、西地区6位に浮上する可能性がある。

 対する琉球は、前節の島根スサノオマジック戦が中止となり、リーグ戦は前々節の千葉ジェッツ戦に続いて2節連続で中止。天皇杯で試合勘を戻すことができたうえ、リーグ戦でまだ対戦していなかった相手と顔を合わせることもできたのは好材料だが、相手が主力を欠いた天皇杯と異なる展開になることは間違いなく、対策を徹底しなければならない。

 そしておそらく、桶谷大ヘッドコーチがキーマンと警戒しているのは、かつてbjリーグ初制覇をともに味わったアンソニー・マクヘンリーに違いない。オールスターに続いて沖縄凱旋の機会を再び逸したマクヘンリーも、今回琉球を迎え撃つことにはひとかたならぬ思いを持っているはずだ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・信州(HC:勝久マイケル)
ヤンジェミン
井上裕介
西山達哉
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
三ツ井利也
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

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