2022.01.26

富樫勇樹が開発に携わったザムスト『BRAVE-PAD SHORTS』…「どのポジションのプレーヤーにもおすすめしたい!」

富樫勇樹選手にザムスト『BRAVE-PAD SHORTS』についてインタビュー [写真提供]=日本シグマックス
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取材協力=日本シグマックス(ザムスト)
撮影協力=GOLD’S GYM幕張ベイパークアリーナ店

ケガに強い富樫勇樹選手も「ももかん」にはかなわない?

――富樫選手の場合、自身の持ち味としてドライブでリングにアタックするプレーがあります。しかし、その場面でディフェンスのヒザが自分の太ももに入って、いわゆる「ももかん」になることもあると思いますが、これまでも「ももかん」で苦労したことはありますか?
富樫
 他の人と比べてケガは多い方ではないと思いますが、ももかんに関しては小学校の頃から悩まされていました。ヒザが入ることを怖いと思って試合をしたことは今までないのですが、結果として、練習に出られなくなった原因はももかんが一番多いですね。小学生の時に2カ月、プロになってからも2カ月離脱したことがあります。それ以外にも欠場こそしないまでも足を引きながら練習や試合に出ていたこともあるので。最近はひどく当たったことはないのですが、それでもシーズンに1、2回はありますね。

――「ももかん」は不可抗力ですが、どんな時に発生しやすいですか?
富樫
 身長差があるビックマンのヒザが入ることがほとんどです。僕の場合、ピックアンドロールを使ったりして、ビックマンをドライブで抜く時の接触は避けられないですから。当たらないようにすることは不可能なので、当たった時の痛みを軽減するため、BRAVE-PAD SHORTSをつけて試合に臨んでいます。

――富樫選手の場合、ちょうど加速してリングに向かっていくので、その衝撃も大きそうですね。
富樫
 そうですね。ビックマンによってはゴール下のシュートに合わせてブロックする選手もいますが、フットワークがいいとスライドしてコースに入ろうとするビックマンもいます。そういう選手に対してドライブするとヒザが入ってしまうことが多いですね。

――着用するパッド付きショーツ「BRAVE-PAD SHORTS」は太ももを広範囲にプロテクトするパッドにより、プレー中の接触による衝撃を軽減すると言われています。富樫選手はこの商品の開発に携わっているそうですが、特にリクエストしたことは何ですか?
富樫
 動きにくくならない程度で、できるだけパッドを厚くしてほしいということと、パッドの範囲ですね。太ももの中でも上の方や、下の方に当たることもあるので、当たりやすい範囲をできるだけカバーしてほしいと要望しました。

――着用することで動きにくくなってパフォーマンスが落ちてしまったら意味がないですし、動きやすさはマストですよね。
富樫
 そうですね。長い期間着用していますが、パッドの厚みが気になったことはないですね。むしろ、これを着用していない状態で試合に臨む方が怖いぐらいです。

――パッドの配置や形状についてはいかがですか?
富樫
 僕の場合、右ドライブをした時に左の太ももに当たることが多いので、基本的には外側をカバーしてもらっています。あとはチャージングのオフェンスファウルをもらって転ぶこともあるので、お尻の横や後ろもカバーしてくれています。いろんな面で安心感がありますね。

――BRAVE-PAD SHORTSはどんな選手にすすめたいと思いますか?
富樫
 プレー中の接触はみんな経験があると思いますし、どのポジションでもコンタクトは多いので、ポジションに関係なく、すべての選手におすすめしたいですね。初めて履いた時はちょっと違和感があるかもしれませんが、すぐに慣れると思いますよ。接触による衝撃はバスケットボールでは避けては通れないことですから、保護をすることから始めてください。

パッドの厚みや配置、形状にまでこだわっただけに、今では試合で履いていないと不安に感じることもあるという [写真]=兼子慎一郎

シーズンを通して成長して、5月に一番いいチームになっていたい

――今シーズン、ここまでのチーム状況はどうですか?
富樫
 決して良いとは言えないかなと思っています。ここまで東地区の1位に立ったり、常にトップ争いはしていますが、すべてが上手くいっているわけではないですね。昨シーズンもそうだったのですが、ファイナルが行われる5月に一番いいチームを作るために、今は勝ったり負けたりして成長している最中なので、気持ちを切らさずにやっていきたいなと思います。

――「5月に一番いいチームになりたい」という意識は、優勝した昨シーズンの経験から感じるものですか?
富樫
 はい。毎日の練習や毎回の試合を通じてチームは成長していきます。そして、チャンピオンシップやファイナルが行われるに5月になった段階で最上のチームになっていることが優勝するための条件の1つと言えます。そのために練習や試合はおろそかにはできないのです。

――新外国籍選手、クリストファー・スミスジョン・ムーニーの両選手がすでにチームへフィットしてきていますね?
富樫
 そこは結構早い段階から手応えがありました。2人ともすでに千葉のスタイルを理解していますから、これからもっとやってくれると思います。

――ムーニー選手はリバウンドで好スタッツを記録しています。
富樫
 NBL(オーストラリアプロリーグ)でリバウンドのタイトルを獲得していたので、(移籍した)セバスチャン・サイズ(現アルバルク東京)と同じくらいやってくれると、シーズン前から想定していました。まさにその通りで、リバウンドでは今1位(1月3日現在)ですから。素晴らしい選手です。

――最後に今シーズンの目標を教えてください。
富樫
 天皇杯優勝とBリーグ連覇を同時に達成したチームはないので、これをチームの最大目標としてやっていきたいと思います。個人的には、Bリーグが開幕してからシュートの精度に苦しんでいて、特に10月後半から11月の代表戦くらいまでチームにあまり貢献できなかったので、年が明けてこれからでもチームの助けになれるようにしたいです。

Bリーグ2連覇と天皇杯優勝を目指す富樫勇樹 [写真提供]=日本シグマックス

ザムスト『BRAVE-PAD SHORTS(パッド付ショーツ)』
税込価格:¥9,350

■商品の特徴
トップアスリートも認める最適なパッド配置

トップアスリートの声を基に製品設計
太ももを広範囲にプロテクトするパッドにより、バスケットボールプレイヤーに多い、プレー中の接触による衝撃を軽減します。

動きやすさと衝撃吸収力を兼ね備えた9mm厚パッド

衝撃を吸収するパッドを一つひとつ独立させ、パッド同士の間隔をあけることで、バスケットボールの激しい動きにもしっかりと追従。
衝撃吸収力と動きやすさの両立を実現しました。

★商品の詳細はこちらから⏬⏬
https://www.zamst-online.jp/SHOP/38890.html