2022.01.27

東地区の強豪相手に価値ある勝利…齋藤拓実「やりたいバスケットを表現できた」

A東京撃破の立役者となった名古屋Dの齋藤拓実 [写真]=B.LEAGUE
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 1月26日にB1リーグ第18節が行われ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズが敵地のアリーナ立川立飛でアルバルク東京と対戦。10連勝で東地区3位につける相手に対し、86-80で競り勝った。

 第4クォーター残り41秒に沈めた貴重な3ポイントシュートを含め、試合を通じて20得点3リバウンド6アシスト1スティールを記録した齋藤拓実は試合後の会見で「勝率を上げてきた中、強豪チームに対してどれくらいできるのか楽しみで、士気がすごく高かったです。試合の入りは簡単にやられてしまう部分もありましたが、選手同士でしっかりとコミュニケーションを取って、うまく対応できた部分もありました」と振り返った。堅守を誇るA東京に対して86点を奪い、「どのようなバスケットをやりたいかをうまく表現できたと思います」とオフェンスでの手応えを口にしたが、ディフェンスでの課題を感じているようだ。

「まだまだ直さなければいけない部分があり、イージーシュートは防げたと思います。そういうイージーシュートがなければ、60点代、70点代に抑えられたのかなと。また、今日は相手の3ポイント確率(26.1パーセント)が良くなかったですけど、それが上がってきた時に自分たちがどのように対応するのか。まだシーズン中盤なので、そこをしっかりと確認しながら、今後に向けて修正していきたいです」

 また、オフェンスの可能性についても言及。「ストレッチフォータイプで、ハンドリングも上手」と評したコティ・クラークを取り上げ、「彼をうまく使った時、オフェンスのバリエーションが広がります。ビッグラインナップにするなどいろいろと試しています。シェーン(ウィティングトン)やスコット(エサトン)も大切な選手ですけど、コティは替えの効かない選手だと思っています」と明かした。

 シーズンは折り返し地点に差し掛かった中、西地区は首位の琉球ゴールデンキングスが24勝3敗で一歩抜け出している。今シーズンからチームの指揮を執るショーン・デニスヘッドコーチの下、2位の名古屋Dがどれほどの追い打ちを見せられるか注目だ。

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