2022.02.01

【SR渋谷vs横浜】3連敗は避けたいSR渋谷、今季初の3連勝狙う横浜撃破へはシューター陣の活躍に期待

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

サンロッカーズ渋谷 vs 横浜ビー・コルセアーズ(@墨田区総合体育館)
2月2日19時5分

 前節、サンロッカーズ渋谷は敵地で島根スサノオマジックとの今シーズン初対決に臨んだが、第12節以来となる同一カード連敗を喫した。初戦では後半だけで70失点とディフェンスが崩壊すると、ターンオーバーも20個を数え77-109で完敗。第2戦では第3クォーター終盤から連続8失点が響いて4点差で敗れた。

 この試合では相手の2ポイント試投数を27本に抑え込んだが、そのうちの18本を得点につなげられた。一方のSR渋谷は、2ポイント成功率が45パーセントに留まり、決定力の差が勝敗を左右した印象だ。

 3連敗阻止へ向け、チームは中2日で墨田区総合体育館での横浜ビー・コルセアーズ戦に挑む。注目したいのはシューター陣の活躍だ。島根戦からの得点力アップには、前節の第1戦で7本中5本の3ポイントシュートを射抜いた盛實海翔をはじめ、石井講祐高橋耕陽らの躍動が必要不可欠と言える。

 横浜は前節開催予定だった千葉ジェッツとのホーム戦が中止。SR渋谷がタイトな日程を強いられる中で1週間の間が空いたことは、今節を臨むうえでポジティブに捉えるべきだろう。チームは広島ドラゴンフライズとの第18節を73-68で勝利しており、現在2連勝中。広島戦では10得点を記録したキング開がキャリアハイを更新する収穫もあった。

 第3節のSR渋谷との対戦は1勝1敗の五分。今節の勝利へは前回対戦時は不在だったキングと河村勇輝に期待が高まる。勢いに乗る若きガード陣が相手のディフェンス網を難なく突破できれば、今シーズン初の3連勝も十分可能だ。

文=小沼克年

■ロスター
・SR渋谷(HC:伊佐勉)
関野剛平
小川麻斗 ※特別指定
高橋耕陽
ベンドラメ礼生
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
マックスヒサタケ
広瀬健太
石井講祐
ライアン・ケリー ※インジュアリーリスト
盛實海翔
ジョシュ・ハレルソン
田渡修人
井上宗一郎

・横浜(HC:青木勇人)
パトリック・アウダ
レイトン・ハモンズ
ジェイコブス晶 ※特別指定
河村勇輝 ※特別指定
レジナルド・ベクトン
古牧昌也
森川正明
阿部龍星
大庭岳輝
土屋アリスター時生
森井健太
キング開
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将

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