2022.02.03

【信州vs京都】ともに連勝継続を狙う両軍…信州は持ち前のディフェンスで相手のガード陣を封じられるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

信州ブレイブウォリアーズ vs 京都ハンナリーズ(@ホワイトリング)
第1戦:2月5日15時5分 第2戦:2月6日15時5分

 信州ブレイブウォリアーズは1月に7試合を消化し、その最後となった前々節の大阪エヴェッサ戦を連勝で締めくくった。第1戦は第1クォーターで27-11と相手の出鼻をくじき、最終的に10点差とはいえ終始優位を保つ展開。第2戦は粘られ、第4クォーター残り10秒で2点差に迫られたが、第1戦と同様に前半に一歩抜け出したことが奏功した。

 順位争いの直接対決で連勝して西地区6位に浮上した上、今シーズンの大阪戦は4戦全勝と対戦成績のアドバンテージも獲得。前節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦は中止となったが、第16節の代替試合も組みこまれた2月は勢いを加速させたい。

 同じく前々節に順位争いの直接対決があり、連勝で西地区最下位を脱した京都ハンナリーズデイヴィッド・サイモンが再びインジュアリーリストに入るというニュースもあったが、前節の広島ドラゴンフライズ戦は第1クォーターの31得点が効き、第4クォーター終盤に猛烈な追い上げを受けながらも2点差で逃げきった。冷や汗をかいたとはいえ今シーズン初の3連勝を飾り、今節は弾みをつけるチャンスだ。

 3連勝中の京都はパスがよく回り、前々節第1戦は30アシスト、前節も28アシストを記録。アシストランキング4位につける鈴木達也に加え、久保田義章もこのところアシスト数を伸ばしている。信州の堅いディフェンスをどのように攻略するか、會田圭佑も含めたガード陣の働きがポイントになるだろう。

文=吉川哲彦

■ロスター
・信州(HC:勝久マイケル)
ヤンジェミン
井上裕介
西山達哉
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
三ツ井利也
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

・京都(HC:小川伸也)
會田圭佑
小西聖也 ※特別指定
ジェローム・ティルマン
久保田義章
内田旦人
満田丈太郎
秋山皓太 ※インジュアリーリスト
鈴木達也
細川一輝
加藤寿一
ジャスティン・ハーパー
内海慎吾
永吉佑也
デイヴィッド・サイモン ※インジュアリーリスト
小室昂大 ※特別指定

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