2022.02.03

【琉球vs三遠】連勝街道驀進中の琉球、今節も全員バスケで勝利を目指す!

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

琉球ゴールデンキングス vs 三遠ネオフェニックス(@沖縄アリーナ)
第1戦:2月5日18時5分 第2戦:2月6日18時5分

 琉球ゴールデンキングスが15連勝で西地区首位を快走する。前節の大阪エヴェッサ戦は96-49と今シーズン最多得点差の「47」をつけて圧倒。失点も今シーズン最少に封じ込む鉄壁のディフェンスを見せた。約1カ月ぶりの試合となったドウェイン・エバンスが15得点を挙げ、出場した11人全員が得点を重ねる盤石の強さを披露した。

 今節対戦する三遠ネオフェニックスは、第14節に101-69で快勝した相手だ。大阪戦と同じく、堅いディフェンスで相手のターンオーバーを誘い、序盤から再び畳みかけたい。中2日の連戦となるが、前節は選手たちの出場時間を分散させ、最も多い選手でも25分に満たなかった。そのため、疲労はさほど気にならないだろう。

 一方、西地区最下位の三遠は前節、群馬クレインサンダーズに68-101で敗れて6連敗。成績不振に伴いブラニスラフ・ヴィチェンティッチヘッドコーチが休養に入り、清水太志郎アシスタントコーチがHC代行を務めた初陣は、今シーズンワーストの40点差をつけられてしまった。2人の外国籍選手を欠く状況で、リバウンドは33-45と大差をつけられ、フィールドゴールの成功率は40パーセント未満と攻撃も苦しんだ。
 
 琉球戦もこのままでは苦戦が予測される。手負いの状況でB1屈指の堅守を誇る相手に対し、得点を重ねることは難しいため、ディフェンスから勝機を見出したい。立ち上がりからボールマンに対して強くプレッシャーをかけられるか。また攻撃から防御への切り替えを素早くできるか。群馬戦で第1クォーターから綻びが見られただけに、今節は集中して臨みたい。

文=大橋裕之

■ロスター
・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

・三遠(HC:ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ)
サーディ・ラベナ
ロバート・カーター
太田敦也
杉浦佑成
岡田慎吾
ジャスティン・ノックス ※インジュアリーリスト
松脇圭志
常田耕平 ※特別指定
エリアス・ハリス
田渡凌
ピータージュニア・オコエ
半澤凌太
津山尚大
津屋一球
山内盛久

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