2022.03.03

【島根vs大阪】前回対戦時は1勝1敗…7連勝中の島根は総合力で大阪撃破を狙う

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

島根スサノオマジック vs 大阪エヴェッサ(@松江市総合体育館)
第1戦:3月5日18時35分 第2戦:3月6日13時35分

 島根スサノオマジックは7連勝で西地区2位に立っている。直近3戦は大黒柱のリード・トラビスを欠いたが、代わって先発のウィリアムスニカが活躍。さらに、ベンチスタートのペリン・ビュフォードも3戦連続で20得点以上を挙げ、チームをけん引している。

 ただ、主力の安藤誓哉ニック・ケイが代表戦を戦い、所定の隔離期間を経てチームへ合流しなければならないため、今節の出場は不透明。チームとしては厳しい状況であることは間違いないが、他選手がアピールするチャンスでもあるため奮起に期待したい。

 対する大阪は6連敗中と調子を落としている。連敗中は平均失点が90点を越えており、ディフェンスに問題を抱えているのは明白。バイウィーク前最後の試合となった2月2日の琉球ゴールデンキングス戦では淡泊なディフェンスから96失点を喫しており、急ピッチで改善を図りたいところだ。

 両軍は昨年10月16、17日に対戦し、1勝1敗と星を分け合った。ホームの島根としては相手のエースであるディージェイ・ニュービルをどう抑えるかがカギになるだろう。大阪は約2か月ぶりの白星獲得へ向け、合田怜中村浩陸といったガード陣がディフェンスから流れを作り、いいオフェンスへとつなげたいところだ。

文=大橋裕之

■ロスター
・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
山下泰弘
北川弘
リード・トラビス
土家大輝 ※特別指定
阿部諒
金丸晃輔
白濱僚祐
小阪彰久
ウィリアムスニカ

・大阪(HC:天日謙作)
青木龍史
エリエット・ドンリー
ジャワラジョセフ
デイビッド・ドブラス
ザック・モーア
高島紳司 ※特別指定
中村浩陸
橋本拓哉 ※インジュアリーリスト
竹内譲次
合田怜
飯尾文哉 ※特別指定
カイル・ハント
ディージェイ・ニュービル
木下誠
アイラ・ブラウン

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