2022.03.17

【宇都宮vs北海道】前回は1勝1敗、さらに勢いをつけたい宇都宮はジャワトの躍動に期待

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

宇都宮ブレックス vs レバンガ北海道(@ブレックスアリーナ宇都宮)
第1戦:3月19日15時5分 第2戦:3月20日15時5分

 宇都宮ブレックスレバンガ北海道によるレギュラーシーズン最後の2連戦が、ブレックスアリーナ宇都宮で行われる。

 宇都宮は前節、アウェーで大阪エヴェッサと対戦し92-69で快勝。最終クォーターこそ12-19とビハインドを背負ったが、第1クォーターで16点差をつけることに成功し、最後までリードを守り切った。この試合ではインサイド陣が攻撃を引っ張ったほか、渡邉裕規が今シーズン最多タイとなる16得点をマーク。チーム全体でターンオーバーも「7」に抑え、今節へ弾みをつけた。

 一方、北海道は前節も黒星を喫して6連敗。千葉ジェッツに計93得点を奪われ、攻撃では橋本竜馬が7試合ぶりに15得点以上を記録したが、計72得点にとどまった。また、インサイドの攻防ではショーン・ロングデモン・ブルックスを中心に互角の戦いを繰り広げたが、3ポイントシュートが22本中4本しか入らなかった点が悔やまれる。

 前回、両者が対戦した際には第1戦を93-70で宇都宮が制し、第2戦では71-63で北海道に軍配が上がった。東地区4位の宇都宮としては、地区優勝とチャンピオンシップ進出へ向けてもホームでの連勝は必須。持ち前の堅守を維持しつつ、引き続き攻撃でも相手との差をつけたい。終盤戦へさらにチーム力を上げるためにも、ブランドン・ジャワトの躍動に期待がかかる。

 北海道は85失点以下の試合を披露することができず、連敗が続いている状況。前回の宇都宮戦でもロースコアゲームに持ち込んで勝利しているだけに、待望の白星へはチーム一丸で体を張り続ける粘り強いディフェンスが必要だ。

文=小沼克年

■ロスター
・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
ブランドン・ジャワト
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

・北海道(HC:佐古賢一)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
牧全
寺園脩斗
ダニエル・ミラー
中野司
桜井良太
玉木祥護
山口颯斗
ショーン・ロング
デモン・ブルックス
葛原大智
松下裕汰 ※特別指定

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