2022.03.17

【千葉vs群馬】千葉は赤穂雷太に注目、群馬はジョーンズが再び爆発力を見せられるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

千葉ジェッツ vs 群馬クレインサンダーズ(@船橋アリーナ)
第1戦:3月19日15時5分 第2戦:3月20日15時5分

 天皇杯決勝から中3日、千葉ジェッツは前節、レバンガ北海道をホームに迎えた。ジョン・ムーニーが欠場したものの、富樫勇樹クリストファー・スミスが攻撃をけん引し、93-72と21点差で勝利。先発に名を連ねた赤穂雷太も約25分間コートに立ち、前回1点差で敗れた北海道にリベンジした。

 東地区優勝マジック「22」が点灯している千葉としては、今後もホームでは確実に白星を伸ばして順調にマジックを減らしたいところ。今節船橋アリーナに迎えるのは群馬クレインサンダーズだ。

 群馬は前節、横浜ビー・コルセアーズに92-84で勝利。2月13日ぶりの実戦かつ3選手が欠場を余儀なくされたなかでも競り勝った。勝利の立役者となったのはトレイ・ジョーンズ。第1クォーターに11得点を記録すると、最終クォーターでは14得点をマークし、キャリアハイの40得点を挙げる大活躍を見せた。

 千葉と群馬は第2節で対戦し、2戦とも千葉が快勝を収めた。前節同様、ケガを負ったムーニーが不在となる千葉としては、引き続き赤穂やラシードファラーズら若手がゴール下で奮闘できるかが1つのポイント。また、ジョーンズを自由にさせないためには原修太佐藤卓磨のパフォーマンスも重要になる。

 一方、群馬が勝利するにはジョーンズの爆発力のほか、バックコート陣の出来もカギになりそうだ。司令塔としての負担がかかる笠井康平山崎稜アキ・チェンバースがどれだけカバーできるか。また、船橋アリーナに凱旋するジョーンズ、マイケル・パーカー、チェンバースには千葉のファンからも視線が集まるだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・千葉(HC:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
赤穂雷太
大宮宏正
二上耀 ※特別指定
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

・群馬(HC:トーマス・ウィスマン)
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
八村阿蓮 ※特別指定
杉本天昇
野本建吾
オンドレイ・バルヴィン
笠井康平
菅原暉
アキ・チェンバース
上江田勇樹
山崎稜
ジャスティン・キーナン

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