2022.03.21

5連勝を飾った川崎…篠山は躍動した前田について「悟がベンチから爆発してくれた」

15得点9アシストと存在感を放った篠山[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグの第25節が3月19日から20日にかけて行われ、川崎ブレイブサンダース秋田ノーザンハピネッツと対戦。試合後のコメントをクラブ公式ホームページが伝えている。

 敵地に乗り込んだ川崎は第1戦に94-79で勝利すると、続く第2戦ではニック・ファジーカスが17得点10リバウンド、前田悟が5本の3ポイントを含む17得点、篠山竜青が15得点9アシスト、藤井祐眞が15得点、ジョーダン・ヒースが12得点とバランス良く得点を重ね、90-83で5連勝を飾った。

 佐藤賢次ヘッドコーチは「後半は特に苦しい試合になりました。アウェーの地で連勝をするのはとても難しくて、チーム一丸で頑張った結果、達成できて良かったと思っています」とコメント。さらに「現地でも川崎のタオルを持ってきてくれている方もいて、うれしく思っています。配信で応援してくれている方もありがとうございます。次もアウェーですが川崎らしくがんばりますので応援よろしくお願いします」とブースターへの感謝を述べた。

 司令塔として存在感を示した篠山は、「苦しい時間が後半にありましたが、しっかり我慢して再逆転で勝利できたのはすごく大きいと思います。昨日プレータイムが少なかった(前田)悟がベンチから爆発してくれたのは、チームに厚みがでていいステップアップになりました」と試合を振り返った。

 接戦となった第4クォーターには、ファウルを受けながら3ポイントを沈め、篠山の4点プレーで同点に追いついた場面もあった。このハイライトについては「たまにはああいうのもしておかないと(笑)」と篠山らしいコメントを残した。

 放った6本のフィールドゴールをすべて沈め、ベンチからの起爆剤となった前田は「シュートもよく入って、チームも勝てて本当によかったです。川崎にはいい選手がたくさんいますが、ベンチ出場の選手も活躍しないと連勝は伸ばせないと思うので、これからもチームの力になれるように頑張ります」と力強く意気込んだ。

 6連勝を目指す川崎は次節、3月23日に敵地で群馬クレインサンダーズとの“サンダー”対決に臨む。

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