2022.03.31

【富山vs横浜】今季初対戦の両チーム、インサイドでの攻防が勝敗に直結

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

富山グラウジーズ vs 横浜ビー・コルセアーズ(@黒部市総合体育センター)
第1戦:4月2日14時5分 第2戦:4月3日14時5分

 西地区8位の富山グラウジーズは7連敗中と調子を落としている。その原因は得点力不足にあり、連敗中はほとんどの試合で60点から70点台と不振にあえいでいる。前節は大阪エヴェッサと対戦し、第1戦こそ88-89で接戦となったものの、第2戦では69-85と大きく差を開けられた。

 一方の横浜ビー・コルセアーズは、直近5試合で3勝2敗と白星が先行している。前節の京都ハンナリーズ戦では第1戦で71-67と勝利。インサイドの大黒柱であるレジナルド・ベクトンは無得点に終わったものの、河村勇輝が18得点、森川正明が15得点と日本人選手の活躍が目立った。

 両チームは今節が今シーズン初対戦。ともにインサイドに強力な外国籍選手を擁しているため、インサイドでの攻防が勝負を左右するだろう。富山はブライス・ジョンソンジョシュア・スミスがペイントエリアで得点を伸ばすことができれば、相手の注意がインサイドへ傾くため、松井啓十郎晴山ケビンのアウトサイドが生きるはずだ。

 対する横浜は、パトリック・アウダとベクトンが屈強な富山のインサイド陣に対してどこまで粘り強く守れるか。ファウルトラブルを回避しつつ、インサイドで優位に立つことができれば勝利を引き寄せられるだろう。

文=大橋裕之

■ロスター
・富山(HC:浜口炎)
小野龍猛
山口祐希
飴谷由毅
野﨑由之 ※特別指定
ブライス・ジョンソン
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜
宇都直輝
松井啓十郎
上田隼輔 ※特別指定
ドワイト・ラモス
ジュリアン・マブンガ
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

・横浜(HC:青木勇人)
パトリック・アウダ
レイトン・ハモンズ
ジェイコブス晶 ※特別指定
河村勇輝 ※特別指定
レジナルド・ベクトン
古牧昌也
森川正明
阿部龍星
大庭岳輝
土屋アリスター時生
森井健太
キング開
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将

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