2022.04.05

【宇都宮 vs A東京】今節屈指の好カード…インサイドでの攻防に注目

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

宇都宮ブレックス vs アルバルク東京(@ブレックスアリーナ宇都宮)
4月6日19時25分

東地区4位の宇都宮ブレックスと同2位のアルバルク東京による同地区上位決戦が、ブレックスアリーナ宇都宮で開催される。チャンピオンシップ進出へ向け、熾烈な戦いが繰り広げられそうだ。

 宇都宮は前節、新潟アルビレックスBBに連勝した。第1戦は後半の猛攻で89-72と勝利し、第2戦は前半終了時点で同点だったものの、前日同様、後半に引き離して92-62で快勝。ジョシュ・スコットアイザック・フォトゥらインサイド陣の活躍が目立った。

 一方、A東京は前節、群馬クレインサンダーズと対戦し、2連勝を飾った。両日ともに接戦が繰り広げられたが、戦線復帰したライアン・ロシター小酒部泰暉が早速存在感を発揮したほか、セバスチャン・サイズアレックス・カークらが好パフォーマンスを披露して群馬を退けた。

 両チームは今シーズン1度だけ対戦しており、その際はA東京が69-66と接戦を制した。A東京は前回対戦で勝利したものの、スコットとフォトゥの2人だけで計39得点を奪われたため対策したいところ。その対策の中心となるのは、移籍後初の宇都宮凱旋を果たすロシターであり、ゴール下で激しい戦いが繰り広げられそうだ。

 チャンピオンシップ進出へ1試合も落とせない宇都宮は、前回対戦時に不在だった比江島慎の活躍に期待したい。今シーズン平均11.5得点をマークしているエースは、前節の新潟戦では2試合連続で2ケタ得点を挙げるなど好調。比江島がどれだけ相手のディフェンスをかき回せるかがポイントになりそうだ。

 文=大橋裕之

■ロスター
・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

・A東京(HC:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
ジョーダン・テイラー
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
菊地祥平
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

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