2022.04.05

【琉球vs三遠】連勝継続狙う琉球に対し、三遠は粘り強いディフェンスを披露できるか

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

琉球ゴールデンキングス vs 三遠ネオフェニックス(@沖縄アリーナ)
4月6日19時35分

 地区優勝マジック「10」が点灯する琉球ゴールデンキングスは前節、ホームで滋賀レイクスターズと対戦。第1戦は92-50で大勝すると、第2戦は相手のディフェンスに苦しみながらも振り切って94-78で制した。両日ともにジャック・クーリーが存在感を発揮し、2戦合計で46得点27リバウンドを記録した。

 一方、三遠ネオフェニックスは前節の大阪エヴェッサ戦で敗れ、連敗が「5」まで伸びた。得点源のロバート・カーターを負傷で欠く中、第2戦ではチームで13本の3ポイントシュートを沈めるなどアウトサイドから攻め立てたが、ディフェンスで粘れなかった。

 両チームは今シーズン3度対戦しており、琉球がすべて100点ゲームで制している。琉球としてはその再現を狙いたいところだが、2月6日に対戦した際は15個ものターンオーバーを犯してしまったため、高い集中力で臨みたいところ。サーディ・ラベナとのマッチアップが予想されるコー・フリッピンにはディフェンス面で期待したい。

 連敗ストップを狙う三遠は、粘り強いディフェンスを披露したい。インサイドで存在感を発揮するクーリーを相手に、エリアス・ハリスマックス・ヒサタケがどこまで粘れるか。その2人に加えてバックコート陣もリバウンドへ積極的に飛び込み、球際で勝利できれば白星へ近づくことができるだろう。

 文=大橋裕之

■ロスター
・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太 ※特別指定
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

・三遠(HC代行:清水太志郎
サーディ・ラベナ
ロバート・カーター
太田敦也
杉浦佑成
岡田慎吾
ジャスティン・ノックス ※インジュアリーリスト
松脇圭志
常田耕平 ※特別指定
エリアス・ハリス
田渡凌
マックス・ヒサタケ
半澤凌太
津山尚大
津屋一球
山内盛久

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