2022.04.07

【京都vs琉球】リベンジに燃える京都、勝利へは粘り強いディフェンスがカギ

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

京都ハンナリーズ vs 琉球ゴールデンキングス(@京都市体育館)
第1戦:4月9日18時5分 第2戦:4月10日14時5分

 西地区10位の京都ハンナリーズは前節、信州ブレイブウォリアーズに69-71と逆転負けを喫した。35-26とリードして試合を折り返したが、後半だけでターンオーバーを8つも犯すなどミスが目立ち、最終クォーターで4本の3ポイントシュートを決められてしまった。前半の勢いを持続できなかったことが悔やまれる。

 一方の琉球ゴールデンキングスは前節、三遠ネオフェニックスに92-69と快勝した。18得点10リバウンドを挙げたドウェイン・エバンスを筆頭に、ペイントエリアだけで52点を奪取。10連勝を達成し、B1最速でチャンピオンシップ進出を確定させた。

 両チームは今シーズン2度対戦し、いずれも琉球が勝利している。直近の対戦となる3月23日の試合では今村佳太が今シーズン最多タイの23得点、エバンスが18得点8リバウンドと中心選手の活躍が目立っているため、京都としては2選手への警戒を強めなければならない。また、インサイドで存在感を放つジャック・クーリーに対してどのような対策を図るかにも注目が集まる。

 CS進出を決めた琉球は、今後に向けて一つひとつのプレーの精度を高めていく必要がある。特に直近の試合では勝利したもののターンオーバーが目立っているため、修正しなければならない。

 文=大橋裕之

■ロスター
・京都(HC:小川伸也)
會田圭佑
小西聖也 ※特別指定
ジェローム・ティルマン
久保田義章
内田旦人
満田丈太郎
秋山皓太 ※インジュアリーリスト
鈴木達也
細川一輝
加藤寿一
ジャスティン・ハーパー
内海慎吾
永吉佑也
デイヴィッド・サイモン
小室昂大 ※特別指定

・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太 ※特別指定
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

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