2022.04.12

【群馬vs島根】前回対戦時は島根が圧勝…リベンジ期す群馬はバルヴィンがキーマン

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

群馬クレインサンダーズ vs 島根スサノオマジック(@太田市運動公園市民体育館)
4月13日19時5分

 東地区7位の群馬クレインサンダーズは、4月9、10日の第30節でサンロッカーズ渋谷と対戦し、1勝1敗で星を分け合った。第1戦は70-78で惜敗したが、翌日はジャスティン・キーナンが今シーズン最多の31得点、トレイ・ジョーンズが21得点と好パフォーマンスを披露し、94-75で借りを返した。

 群馬が今節、ホームに迎えるのは、西地区2位でチーム史上初のチャンピオンシップ進出を視野に入れている島根スサノオマジック。島根は第30節で広島ドラゴンフライズと対戦し、第1戦で89-67と快勝した。第2戦も白星をつかみたいところだったが、寺嶋良に34得点を奪われるなどディフェンスで後手に回り、84-91で敗戦。連勝も「9」で止まった。

 両チームは今シーズン1度だけ対戦しており、群馬が65-106で大敗した。群馬としてはディフェンス面での修正が必須だが、オンドレイ・バルヴィンが前回対戦時不在だったため、ゴール下では互角以上の戦いを披露できるはずだ。リバウンドを確実に奪取し、ジョーンズを中心とした速攻へつなぐことができれば、勝利に近づけるだろう。

 対する島根は、ニック・ケイウィリアムスニカの奮闘が必要不可欠だ。ファウルトラブルの回避はもちろんのこと、彼らがリバウンドでどれだけ粘れるかが勝敗のカギを握っている。オフェンス面では、復帰後全試合で2ケタ得点を記録している金丸晃輔の活躍に期待したい。

 文=大橋裕之

■ロスター
・群馬(HC:トーマス・ウィスマン)
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
八村阿蓮 ※特別指定
杉本天昇
野本建吾
オンドレイ・バルヴィン
笠井康平
菅原暉
アキ・チェンバース
上江田勇樹
山崎稜
ジャスティン・キーナン

・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
山下泰弘
北川弘
リード・トラビス
阿部諒
金丸晃輔
白濱僚祐
小阪彰久
ウィリアムスニカ

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