2022.04.14

【秋田vs三河】注目の好カード…CS進出を大きく左右する熱戦を制するのはどちらか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

秋田ノーザンハピネッツ vs シーホース三河(@CNAアリーナ☆あきた)
第1戦:4月16日14時5分 第2戦:4月17日14時5分

 チャンピオンシップ出場へ負けられない戦いが続く両軍による今季初対決。CNAアリーナ☆あきたで行われる秋田ノーザンハピネッツvsシーホース三河は激戦必須の好カードだ。

 東地区5位ながら、CS出場圏内のワイルドカード2位に位置する秋田ノーザンハピネッツ。4月13日の琉球ゴールデンキングス戦は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、4月10日の川崎ブレイブサンダース戦では劇的勝利を収めており、チーム状態は上向きと言っていいだろう。勝率は秋田の61.4パーセントに対し、西地区4位でワイルドカード3位の三河は54.8パーセントという状況。本拠地で戦える秋田はファンの後押しを背に連勝を収め、初のCS出場へ前進できるか。

 秋田としてはスタイルに掲げるアグレッシブなディフェンスから主導権を握りたいところだが、4月6日のサンロッカーズ渋谷戦で負傷したコルトン・アイバーソンのコンディションが懸念される。三河のインサイド陣と互角に渡り合うにはジョーダン・グリンアレックス・デイビスに加え、王偉嘉の働きも重要になりそうだ。

 一方、秋田よりも負けられない三河は直近2試合で黒星が続いており、今節は4月6日以来となる実戦。前述したとおり、秋田はインサイドに不安要素を抱えているため、シェーファーアヴィ幸樹ダバンテ・ガードナーへ積極的にボールを集めてスコアを伸ばしたいところ。相手のディフェンスをくぐり抜けるには、40分を通じて細谷将司長野誠史の冷静な判断が問われる。

 文=小沼克年

■ロスター
・秋田(HC:前田顕蔵)
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
ジョーダン・グリン
アレックス・デイビス
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
コルトン・アイバーソン
古川孝敏

・三河(HC:鈴木貴美一)
ジョナサン・オクテウス ※インジュアリーリスト
柏木真介
細谷将司
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
長野誠史
アンソニー・ローレンスII
山本浩太
ジェロード・ユトフ
根來新之助
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

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