2022.04.14

【琉球vs名古屋D】注目の西地区上位決戦、ガード陣の激しい攻防は必見

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

琉球ゴールデンキングス vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@沖縄アリーナ)
第1戦:4月16日18時5分 第2戦:4月17日18時5分

 西地区優勝マジック「3」が点灯する琉球ゴールデンキングスが、ホームで西地区3位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと地区上位対決を迎える。

 琉球は4月13日に開催予定だった秋田ノーザンハピネッツ戦が新型コロナウイルスの影響で中止となったものの、13連勝中と好調をキープしている。4月9、10日に行われた第30節の京都ハンナリーズ戦では、苦しい時間帯もあったが、流れを引き寄せて連勝を飾った。小寺ハミルトンゲイリーアレン・ダーラムドウェイン・エバンスのビッグラインナップを起用し、リバウンドから流れをつかんだ。

 名古屋Dは第30節の新潟アルビレックスBB戦、13日の信州ブレイブウォリアーズ戦が新型コロナウイルスの影響で中止となったため、10日ぶりの実戦となる。直近で行われた大阪エヴェッサ戦では、初先発を飾ったオヴィ・ソコが13得点6リバウンドと活躍し、89-87で白星を手にした。

 両チームの対戦は今シーズン初めて。琉球としては相手の起点である齋藤拓実に激しいプレッシャーをかけ続けたい。マッチアップが予想される並里成コー・フリッピンが脚力を生かしたディフェンスで自由を奪うことができれば、勝利に近づけるはずだ。
 
 対する名古屋Dは持ち味の速攻や3ポイントシュートで対抗するとともに、ソコやスコット・エサトンらがドライブで仕掛けることで、相手のインサイド陣を外に引っ張り出したい。中のスペースが空くことでリバウンドを奪いやすくなり、攻撃回数を増やせるため積極的にアタックしたいところだ。

 文=大橋裕之

■ロスター
・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太 ※特別指定
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
小林遥太
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
菊池真人
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
オヴィ・ソコ
中務敏宏
シェーン・ウィティングトン ※インジュアリーリスト
狩野祐介
スコット・エサトン
坂本聖芽 ※特別指定

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