2022.04.16

川崎が敵地で広島に逆転勝利…ジャニングが5本の3P含む26得点の大暴れ

26得点を挙げ、チームの攻撃をけん引したジャニング[写真]=B.LEAGUE
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 4月16日、各地でB1リーグ第31節が行われ、川崎ブレイブサンダースはアウェーで広島ドラゴンフライズと対戦した。

 先制点こそ広島のトーマス・ケネディに許した川崎は、藤井祐眞長谷川技の3ポイントシュートで食らいつくも、寺嶋良のアタックを止められず後手に回ることに。その後も川崎は、ジョーダン・ヒースらがシュートを放つもリングに嫌われ、流れに乗ることができない。結局、19-26とビハインドを背負って最初の10分を終えた。

 7点を追う第2クォーターでは、川崎は前田悟の3ポイントシュートを皮切りに、重い雰囲気を払拭するように積極的なオフェンスを展開。広島のチャールズ・ジャクソンや寺嶋に手を焼きながらも、マット・ジャニングの連続3ポイントシュートなどで追い上げを見せ、43-47と点差を縮めて試合を折り返した。

 後半に入ると、ジャニングやヒースが小気味よく加点して流れを引き寄せ、第3クォーター残り5分半には藤井のレイアップで逆転に成功。広島はここでたまらずタイムアウトを申請するも、川崎の流れは途切れず、ジャニングやニック・ファジーカスがスコアして2ケタのリードを獲得。71-60で第3クォーター終了。

 最終クォーターでも川崎の勢いは止まらず、パブロ・アギラールらが着実に得点を重ねていくことに。その後はケネディ、辻直人にアウトサイドから立て続けに得点され、6点差まで詰め寄られるが、逆転までは許さない。ここまで積み重ねた点差をひっくり返されることはなく、優位を保ってタイムアップ。89-81で川崎が勝利を収めた
 
 川崎はジャニングが5本の3ポイントシュートを含む26得点と大暴れ。そのほか、藤井が17得点、ヒースが14得点と攻撃面でチームに貢献した。対する広島は、寺嶋が23得点とチームトップの活躍。また、初めて自らの古巣と対戦した辻は14得点を挙げ、元同僚たちに存在感をアピールした。

■試合結果
広島ドラゴンフライズ 81-89 川崎ブレイブサンダース(@広島サンプラザホール)
広島|26|21|13|21|=81
川崎|19|26|28|18|=89

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