2022.04.19

【京都 vs SR渋谷】ホームで連敗ストップを狙う京都、勝利へはミスの軽減が必要不可欠

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

京都ハンナリーズ vs サンロッカーズ渋谷(@京都市体育館)
4月20日19時5分

 西地区9位の京都ハンナリーズは前節、同最下位の三遠ネオフェニックスと対戦し、痛い連敗を喫した。第1戦ではターンオーバーからの失点が響いて87-88と惜敗すると、第2戦では相手のディフェンスに苦しみ、アシストがチーム全体でわずか13本とパスをうまく回すことができず、58-63で敗れた。

 一方、東地区6位のサンロッカーズ渋谷は前節、大阪エヴェッサを相手に2022年1月以来となる同一カード2連勝を飾った。第1戦は66-65と接戦を制し、続く第2戦では前半終了時点でリードを許す展開となったものの、後半だけで58得点を挙げて89-74と逆転勝ちした。

 両チームは2022年1月に対戦し、91-81でSR渋谷に軍配が上がった。京都はデイヴィッド・サイモンを欠きながら延長戦まで戦ったが、相手のディフェンスに阻まれただけに、同じ轍は踏みたくない。久保田義章鈴木達也らガード陣だけでなく、フロントコート陣もボール運びに加わり、ミスを最小限に留めたい。

 対するSR渋谷は、攻撃的なディフェンスを武器に約3カ月ぶりの3連勝を狙う。相手の得点源であるジャスティン・ハーバーやデイヴィッド・サイモンへボールが渡る前に、どれだけプレッシャーをかけられるかがカギになるだろう。スティールランキング1位に立つジェームズ・マイケル・マカドゥベンドラメ礼生、大阪戦で好守が光った関野剛平が流れを引き寄せるキーマンになりそうだ。

 文=大橋裕之

■ロスター
・京都(HC:小川伸也)
會田圭佑
小西聖也 ※特別指定
ジェローム・ティルマン
久保田義章
内田旦人
満田丈太郎
秋山皓太 ※インジュアリーリスト
鈴木達也
細川一輝
加藤寿一
ジャスティン・ハーパー
内海慎吾
永吉佑也
デイヴィッド・サイモン
小室昂大 ※特別指定

・SR渋谷(HC:伊佐勉)
関野剛平
ケビン・ジョーンズ
高橋耕陽
ベンドラメ礼生
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
広瀬健太
石井講祐
ライアン・ケリー ※インジュアリーリスト
盛實海翔
ジョシュ・ハレルソン
田渡修人
井上宗一郎

BASKETBALLKING VIDEO