2022.04.21

【三河vs信州】CS出場圏内浮上の三河、信州戦ではインサイドでの攻防を制したい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

シーホース三河 vs 信州ブレイブウォリアーズ(@ウィングアリーナ刈谷)
第1戦:4月23日15時5分 第2戦:4月24日15時5分

 第32節を終え、シーホース三河がついに「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22」出場圏内に浮上した。レギュラーシーズンは残り8試合だが、三河としてはこの位置をキープするのではなく、名古屋ダイヤモンドドルフィンズのいる西地区3位に照準を当てたい。

 前節の大阪エヴェッサ戦は89−81で競り勝ち、連勝を「3」に伸ばした三河。この試合では第2クォーターで引き離すことに成功したほか、後半は根來新之助の3ポイントシュート、要所でジェロード・ユトフのブロックショットも光った。

 ただ、リバウンド争いでは大阪の42本に対し26本しか奪えず、2ポイントシュートも33本中17本の成功とインサイドでは主導権を握られた印象だ。今節ホームに迎える信州ブレイブウォリアーズとの2連戦では、外のシュートに頼りすぎず、インサイドでも着実にスコアできるかがポイントになる。直近3試合では得点、リバウンドともにスタッツを伸ばせていないシェーファー アヴィ幸樹の奮起に期待したい。

 対する信州は、今節が4月6日以来となる実戦となる。ヤンジェミンが治療のため一時帰国を決断しており、信州としては1試合平均19.8得点をマークするアンソニー・ローレンスⅡをどう抑えるか。三河には西田優大角野亮伍のスコアラーもいるため、相手ウイング陣へは終始激しくプレッシャーをかけ続けてペースを握りたい。

 文=小沼克年

■ロスター
・三河(HC:鈴木貴美一)
ジョナサン・オクテウス ※インジュアリーリスト
柏木真介
細谷将司
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
長野誠史
アンソニー・ローレンスII
山本浩太
ジェロード・ユトフ
根來新之助
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

・信州(HC:勝久マイケル)
ヤンジェミン
井上裕介
西山達哉
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
三ツ井利也
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

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