2022.04.21

【京都vs富山】京都のハーパー、富山のマブンガによるエース対決は必見

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

京都ハンナリーズ vs 富山グラウジーズ(@京都市体育館)
第1戦:4月23日18時5分 第2戦:4月24日14時5分

 西地区10位の京都ハンナリーズは前節、サンロッカーズ渋谷に81-82で惜敗した。第1クォーターでリードを奪われるも、その後盛り返して第4クォーターで逆転。このまま試合を締めくくりたいところだったが土壇場で追いつかれ、延長戦ではあと一歩及ばず敗れた。

 一方、同8位の富山グラウジーズは前節滋賀レイクスターズと対戦し、81-89で敗戦。小野龍猛飴谷由毅晴山ケビンジョシュア・スミスを欠く中、ブライス・ジョンソンが17得点11リバウンドを挙げたほか、特別指定選手の野﨑由之もキャリア初の10得点をマーク。5人が2ケタ得点をマークしたが、相手の3ポイントシュート確率が最後まで下がらなかった。

 両チームは今シーズン2度対戦して1勝1敗と五分。3月16日に行われた試合では京都のディフェンスが機能し、88-66と快勝を収めた。その再現を狙うためにはディフェンスはもちろんのこと、オフェンスを機能させなければならない。前節逆転を狙ったラストショットを決め切れなかったジャスティン・ハーパーには、奮起を期待したい。

 対する富山としては、チーム全体で集中したディフェンスを披露したいところ。京都の司令塔を務める久保田義章鈴木達也に対しては、水戸健史宇都直輝がプレッシャーをかけ続けてミスを誘いたい。オフェンスでは、前回対戦時不在だったジュリアン・マブンガがどこまで得点を伸ばせるかがカギになるだろう。

 文=大橋裕之

■ロスター
・京都(HC:小川伸也)
會田圭佑
小西聖也 ※特別指定
ジェローム・ティルマン
久保田義章
内田旦人
満田丈太郎
秋山皓太 ※インジュアリーリスト
鈴木達也
細川一輝
加藤寿一
ジャスティン・ハーパー
内海慎吾
永吉佑也
デイヴィッド・サイモン
小室昂大 ※特別指定

・富山(HC:浜口炎)
小野龍猛
山口祐希
飴谷由毅
野﨑由之 ※特別指定
ブライス・ジョンソン
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜
宇都直輝
松井啓十郎
上田隼輔 ※特別指定
ドワイト・ラモス
ジュリアン・マブンガ
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

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