2022.04.24

5大会連続のCS進出を決めた宇都宮…比江島慎「通過点ですが、とりあえずひと安心」

秋田に勝利して、宇都宮は5大会連続となるCS進出を決めた[写真]=B.LEAGUE
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 4月23日、Bリーグの第33節が行われ、宇都宮ブレックス秋田ノーザンハピネッツと対戦。66-61でホームの宇都宮が勝利を飾り、5大会連続のチャンピオンシップ出場を決定した。

 13得点4リバウンド6アシストをマークした比江島慎は、試合後の会見で「相手がタフに来るのは分かっていました。相手のプレッシャーに対応するのは時間がかかったのですが、その分自分たちもアグレッシブなディフェンスをして、流れが来るまで我慢ができたのは良かったと思います」と接戦を振り返った。

 4点ビハインドで迎えた後半に、12得点4アシストと存在感を発揮した比江島。自身のプレーについては「自分はもちろんシュートも打てますが、あまりタッチが良くなかったので、ドライブから引きつけてパスを狙ったり、ファウルがもらえるように意識しながらやれたと思います」と語った。

 3月に行われた敵地での秋田戦では、チームで16個のターンオーバーを犯して黒星を喫したが、この試合では半分の8個に抑えてリベンジを果たした。「秋田さんとやるときはターンオーバーが多くて、相手に走られてしまいます。今日はみんなで意識して準備できていたので、こういった数字に抑えれば勝機は見えてくると思っていました」。

 また、CS進出を決めたことについては「一つの通過点」と話しつつも、「できるだけ順位は上げたいと思うので、この先も大事な試合は続きますが、とりあえずひと安心しています」と心境を明かした。

「ここからはCSを見据えての戦いになっていくんで、もっとオフェンスもディフェンスも質を上げていかないといけないし、ケガにも気をつけてやっていきたいです」

 最後に比江島は「タフなスケジュールなのでコンディションは難しい部分がありますけど、それはどこのチームも同じです。その中でも自分の仕事はドライブや得点を取ったり、チームに勢いを与えることなのは変わらないので、そこはどんな状況でもやっていきたいと思います」と力強く意気込んだ。

 続く秋田との第2戦は、本日の15時5分からティップオフだ。

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