2022.04.28

【宇都宮vs千葉】CS見据えた好カード、宇都宮は鉄壁のディフェンスで千葉を封じたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

宇都宮ブレックス vs 千葉ジェッツ(@ブレックスアリーナ宇都宮)
第1戦:4月30日15時5分 第2戦:5月1日15時5分

 宇都宮ブレックスがレギュラーシーズン最後のホームゲームに迎え撃つのは、東地区首位の千葉ジェッツ。昨シーズンのチャンピオンシップファイナルで激突し、ポストシーズンでの対戦もあり得るライバルとの2連戦は今節最大の注目カードだ。

 宇都宮はシーズン終盤戦に来て真骨頂の堅守に磨きがかかっている印象だ。5試合連続で失点を60点以下に抑えており、前節の新潟アルビレックスBB戦では95-50と大差をつけて完勝を収めた。6連勝で迎える千葉戦でも、まずは自慢のディフェンスをどこまで発揮できるかに注目したい。インサイドに帰化選手を擁する千葉を封じるには、竹内公輔の働きがポイントになりそうだ。

 対する千葉にとっても、今節の結果次第で地区首位陥落の可能性もある重要な2連戦だ。前節の川崎ブレイブサンダース戦では77-92で敗れ、連勝が「7」でストップした。第3クォーターで同点に追いついたが、序盤で背負ったビハインドを最後までひっくり返すことができず敗戦。オフェンスでは相手の高さに苦しみ2ポイントシュート成功率が39パーセントと振るわなかったほか、18本獲得したフリースローも9本しか得点に結び付けられなかった。

 今シーズンにおける宇都宮との対戦成績は1勝1敗だが、第5節に75-100で敗れた際も、千葉は第1クォーターに引き離された。中2日でディフェンスの修正を図ることはもちろん、立ち上がりで相手の強度に屈しないことが勝利への条件となるだろう。

 文=小沼克年

■ロスター
・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

・千葉(HC:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
赤穂雷太
大宮宏正
二上耀 ※特別指定
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

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