2022.05.03

【広島vs信州】シーズン勝ち越しへ負けられない両軍、勝負のカギは3ポイントシュート

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

広島ドラゴンフライズ vs 信州ブレイブウォリアーズ(@広島サンプラザホール)
5月4日14時5分

 広島ドラゴンフライズは3連勝中と好調だ。4月30日、5月1日に行われた第35節の大阪エヴェッサ戦は、第1戦を87-75で制すと、第2戦は90-59で圧勝を収めた。第2戦では出場した12選手中11選手が得点を挙げ、大ケガで長らく戦線離脱していた柳川幹也が復帰を果たした。

 広島は28勝26敗。クラブ最高位となる西地区5位でフィニッシュするために代替試合となる今節は負けられないが、相手は難敵の信州ブレイブウォリアーズだ。今シーズンの対戦成績は1勝2敗と負け越しており、直近の対戦では15本もの3ポイントシュートを被弾して敗れた。それだけに、相手のアウトサイドシュートへは激しいプレッシャーをかけなければならない。

 対する信州は、第35節の三遠ネオフェニックス戦で連勝。第1戦は78-68で勝利、最大17点差をつけられた第2戦は88-85と逆転勝ちを収めた。特に第2戦では若手の活躍が光り、岡田侑大が22得点、熊谷航が21得点とオフェンスをけん引した。

 信州としては残り3試合すべてに勝利すると、B1昇格後初のシーズン勝ち越しとなるが、そのためには3ポイントを効率良く決めることが必要不可欠だ。特に三遠との第2戦では3ポイント成功率が28.6パーセントと低かっただけに、シュートタッチをいかに戻せるかが勝利へのポイントとなりそうだ。

 文=大橋裕之

■ロスター
・広島(HC:カイル・ミリング)
寺嶋良
トーマス・ケネディ
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辻直人
青木保憲
アイザイア・マーフィー
船生誠也
グレゴリー・エチェニケ
チャールズ・ジャクソン
柳川幹也
佐土原遼
ニック・メイヨ
井手拓実

・信州(HC:勝久マイケル)
ヤンジェミン
井上裕介
西山達哉
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
三ツ井利也
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

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