2022.05.03

【北海道vs三遠】連敗脱出をかけた一戦、北海道は古巣戦の寺園脩斗に期待

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

レバンガ北海道 vs 三遠ネオフェニックス(@北海きたえーる)
5月4日14時5分

 佐古賢一ヘッドコーチを招聘し、新体制で2021-22シーズンに臨んだレバンガ北海道。残り試合はすべて北海きたえーるでの戦いとなるため、3連勝でシーズンを締めくくりたいところ。今節組まれた第16節の代替試合では、三遠ネオフェニックスと対戦する。

 北海道は前節、アウェーでサンロッカーズ渋谷と対戦。デモン・ブルックスを負傷で欠いたなかで行われた2連戦は、ともに20点以上の点差をつけられ連敗が「3」に伸びた。2試合とも相手の激しいディフェンスを前に17個のターンオーバーを犯し、シュート成功率も50パーセント以下と低迷。第2戦はショーン・ロングが43得点を挙げて得点王獲得へ前進したが、2日間で2ケタ得点を記録する日本人選手が一人もいなかった。

 4試合ぶりの白星獲得へは、やはりチームをけん引する日本人選手が必要。ディフェンスではベテランの橋本竜馬がハッスルプレーで周りを鼓舞し、オフェンスでは寺園脩斗山口颯斗が果敢にアタックして勝利をつかみたい。特に寺園にとって三遠は、社会人からプロになる夢を叶えてくれたクラブだ。2018年から3シーズン過ごしたクラブ相手に成長した姿を示せるか。

 一方の三遠は、6連敗中。前節は信州ブレイブウォリアーズを相手に善戦したが、勝利を持ち帰ることはできなかった。85-88と惜しくも3点届かなかった第2戦では、試合を通じて34本のフリースローを与えてしまっただけに、ディフェンス面の修正力が問われる。松脇圭志が出場するか否かかも勝敗を左右しそうだ。

 文=小沼克年

■ロスター
・北海道(HC:佐古賢一)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
牧全
寺園脩斗
ダニエル・ミラー
中野司
桜井良太
玉木祥護
山口颯斗
ショーン・ロング
デモン・ブルックス
葛原大智
松下裕汰 ※特別指定

・三遠(HC代行:清水太志郎
サーディ・ラベナ
太田敦也
杉浦佑成
岡田慎吾
ジャスティン・ノックス
松脇圭志
常田耕平 ※特別指定
エリアス・ハリス
田渡凌
マックス・ヒサタケ
半澤凌太
津山尚大
津屋一球
山内盛久

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