2022.05.03

【琉球vs千葉】CS前の東西首位決戦、琉球は千葉相手にも堅守を発揮できるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

琉球ゴールデンキングス vs 千葉ジェッツ(@沖縄アリーナ)
5月4日19時35分

 新型コロナウイルス感染症による影響で中止を余儀なくされていた好カードが、ついに実現。5月4日に沖縄アリーナで行われる第16節の代替試合は、5年連続で西地区を制した琉球ゴールデンキングスが東地区優勝マジック「2」の千葉ジェッツを迎え撃つ首位決戦だ。

 琉球ゴールデンキングスは4月30日、5月1日に行われた第35節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦を1勝1敗で終えた。第1戦は相手の圧力に屈して67-73で敗れたが、第2戦を88-68と快勝して今シーズンのBリーグ最高勝率が確定。今シーズンの強さを裏付けるのは全員のハードワークからなる堅いディフェンスと、第35節終了時点でB1トップの41.3本を誇る平均リバウンドだ。

 しかし、千葉と今シーズン初めて顔を合わせた2月の天皇杯準決勝では、87-92で敗戦。第1クォーターで10点のリードを奪われ、リバウンド本数でも33対40で下回った。互いに「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22」を見据えたなかで今節を迎える。琉球としては、千葉相手にも自分たちのディフェンス力を発揮できるかどうかが試されるだろう。昨シーズンのCSセミファイナルで敗れているだけに、そのリベンジも果たして気持ち良く先へと進みたい。

 対する千葉も、第35節では宇都宮ブレックスとの激しい熱戦を繰り広げ、1勝1敗。3年ぶりにブレックスアリーナ宇都宮で1勝をもぎ取り、地区優勝へあと一歩に迫った。今節では、赤穂雷太大倉颯太の若手コンビの活躍に期待したい。大倉は並里成岸本隆一、赤穂はドウェイン・エバンス相手にどこまで自身のポテンシャルを示してチームの底上げできるか見ものだ。

 文=小沼克年

■ロスター
・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太 ※特別指定
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

・千葉(HC:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
赤穂雷太
大宮宏正
二上耀 ※特別指定
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

BASKETBALLKING VIDEO