2022.05.05

【新潟vs横浜】来シーズンにつながる結果を得るのは…新潟はベテラン・池田雄一の働きに注目

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

新潟アルビレックスBB vs 横浜ビー・コルセアーズ(@アオーレ長岡)
第1試合:5月7日17時5分 第2試合:5月8日15時5分

 第35節第2戦の退場に伴い、チリジ・ネパウェが出場停止となった5月4日の大阪エヴェッサ戦で、新潟アルビレックスBBは連敗を15でストップさせた。この試合はロスコ・アレンも欠場したが、第35節第2戦でも34得点16リバウンドを挙げたジェフ・エアーズが14得点24リバウンド4ブロックと奮起し、納見悠仁が19得点8アシスト、遠藤善が16得点9アシストで続いた。連敗の最大の要因となっていたターンオーバーも10試合ぶりに1ケタにとどめ、今シーズン最後のアウェー戦を勝利で締めた。ホームで迎える最終節も来シーズンにつながる成果を残したい。

 横浜ビー・コルセアーズは第35節に茨城ロボッツと対戦。河村勇輝が欠場したものの、相手が故障者続出で7人しかベンチ入りしなかったこともあり、第1戦は91―73と快勝。第2戦は相手の決死のプレーに苦しんだが、前日と同じ91得点で勝ちきった。森井健太が河村に代わってオフェンスをけん引し、レイトン・ハモンズも2戦とも20得点超えと好調。チーム全体でも第1戦は4個、第2戦は5個とターンオーバーが少なく、オフェンス面の確かな成長を示した。

 レギュラーシーズン最終節に組まれることが多いなど、何かと因縁のある顔合わせだが、かつては横浜を得意にしていた新潟も昨シーズンから4連敗中。横浜がBリーグでのチーム最多勝利数を更新するなど躍進している中、新潟が1つでも借りを返すには長く横浜と対峙してきた池田雄一の働きが必要だ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・新潟(HC:平岡富士貴)
岡本飛竜
星野曹樹
大矢孝太朗
ジェフ・エアーズ
コービー・パラス
木村圭吾
チリジ・ネパウェ
綿貫瞬
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
池田雄一
遠藤善

・横浜(HC:青木勇人)
パトリック・アウダ
レイトン・ハモンズ
ジェイコブス晶 ※特別指定
河村勇輝 ※特別指定
レジナルド・ベクトン
古牧昌也
森川正明
阿部龍星
大庭岳輝
土屋アリスター時生
森井健太
キング開
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将

BASKETBALLKING VIDEO