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5月7日に船橋アリーナでB1リーグ第36節第1戦が行われ、東地区1位の千葉ジェッツと同5位のサンロッカーズ渋谷が対戦した。
地区優勝マジック「2」の千葉は富樫勇樹、大倉颯太、佐藤卓磨、ジョシュ・ダンカン、ジョン・ムーニーの5人が先発出場。一方、ワイルドカード2位でのチャンピオンシップ進出を目指すSR渋谷はベンドラメ礼生、関野剛平、石井講祐、ケビン・ジョーンズ、ジョシュ・ハレルソンがスターティングファイブを務めた。
シュートがなかなか決まらないSR渋谷に対し、千葉は大倉の3ポイントシュート、ムーニーのダンク、ダンカンの“3点プレー”などで13-3とスタートダッシュに成功。ジョーンズに10得点を与えたものの、18-11とリードしたまま最初の10分間を終えた。
第2クォーターはSR渋谷が猛攻を見せ、ジョーンズが3本の3ポイントを含む12得点の活躍。一時13点差がついていた中、30-32と試合をひっくり返し、ハーフタイムに突入した。
第3クォーターはSR渋谷の好ディフェンスが光った。24秒オーバータイムやオフェンスファウルを誘発し、相手に主導権を握らせず。同点に追いつかれたものの、盛實海翔の3ポイントなどでつなぎ、48-48で勝負の第4クォーターを迎えた。
最後の10分間も、どちらも譲らない激しい展開。千葉が第4クォーター残り5分20秒からダンカンの3連続得点で4点のリードを奪うと、相手タイムアウト直後の同14秒に佐藤がスティールからシュートを決め、70-65で大接戦の試合に終止符を打った。
千葉はムーニーが18得点16リバウンド、ダンカンが15得点18リバウンドと、ビッグマンがそろって活躍。一方のSR渋谷はジョーンズが40分のフル出場で30得点9リバウンド4アシスト3スティールと気を吐いたものの、連勝が「4」でストップした。
他会場ではシーホース三河が川崎ブレイブサンダースに敗戦。ワイルドカード2位でのチャンピオンシップ進出争いはレギュラーシーズン最終戦までもつれることとなった。
■試合結果
千葉ジェッツ 70-65 サンロッカーズ渋谷
千葉|18|12|18|22|=70
渋谷|11|21|16|17|=65