2022.05.12

【川崎vs名古屋D】川崎は地の利を生かし好発進を、名古屋Dは齋藤や狩野がキーマン

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

川崎ブレイブサンダース vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@川崎市とどろきアリーナ)
第1戦:5月14日18時5分 第2戦:5月15日16時5分
第3戦:5月16日19時5分(※第2戦を終えて1勝1敗の場合のみ第3戦を開催)

 惜しくも東地区優勝とはならなかったが、川崎ブレイブサンダースはBリーグ初年度以来となるチャンピオンシップのホーム開催権を獲得した。当時と比較して後押しするファンの数と熱量も格段にアップ。川崎市とどろきアリーナで初めてCSを観戦するサンダースファミリーも多くいることだろう。

 ホームの大観衆が見守るなかで迎える「B.LEAGUE QUARTERFINALS 2021−22」は、2018-19シーズン以来の出場を果たした名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎え撃つ。レギュラーシーズンを7連勝で締めた川崎としては、この流れを持続させたまま2連勝を収め、セミファイナルでも本拠地で開催できる吉報を待ちたいところ。

 直近の試合では先手を取れていることが勝因につながっているため、引き続き試合開始からエンジン全開で名古屋Dに襲いかかるだろう。レギュラーシーズンの対戦ではリバウンドに課題を残しただけに、確実なディフェンスリバウンドから速い攻撃を心がけたい。

 対する名古屋Dは、ケガの影響でコティ・クラークオヴィ・ソコを欠く可能性が高い。インサイドに不安を抱えた状態で川崎から2勝を奪うには、バックコート陣がいつも以上のパフォーマンスを披露する必要がある。中東泰斗が持ち前の跳躍力を生かしてリバウンドに絡み、齋藤拓実狩野祐介レイ・パークスジュニアが果敢にリングを狙い得点を伸ばせるか。切れ味鋭いプレーで流れを一変させることができるルーキーの坂本聖芽にも期待が高まる。

 文=小沼克年

■ロスター
・川崎(HC:佐藤賢次)
藤井祐眞
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
綱井勇介
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
小林遥太
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
菊池真人
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
オヴィ・ソコ
中務敏宏
シェーン・ウィティングトン ※インジュアリーリスト
狩野祐介
スコット・エサトン
坂本聖芽 ※特別指定

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