2022.05.19

【琉球vs島根】初の決勝進出をかけた西地区頂上対決…ホームの「団結」か、敵地に乗り込む「覚悟」か

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

琉球ゴールデンキングス vs 島根スサノオマジック(@沖縄アリーナ)
第1戦:5月21日17時5分 第2戦:5月22日19時5分
第3戦:5月24日19時5分(※第2戦を終えて1勝1敗の場合のみ第3戦を開催)

「B.LEAGUE SEMIFINALS 2021-22」進出を果たした西地区1位の琉球ゴールデンキングスと同2位の島根スサノオマジックによる対戦。開幕6シーズン目で初めて西地区からファイナル進出クラブが誕生することとなった。沖縄アリーナを埋め尽くす「団結の力」で初の突破を狙う琉球と、並々ならぬ「覚悟」で敵地に乗り込む島根。勝利の女神は、果たしてどちらに微笑むか。

 それぞれの本拠地で行われたクォーターファイナルでは、琉球は秋田ノーザンハピネッツに連勝。島根は第3戦までもつれた末にアルバルク東京を撃破した。レギュラーシーズンの対戦では3勝1敗で琉球に軍配が上がったが、A東京戦で3試合連続ダブルダブルの活躍を見せたリード・トラビスは今シーズン初の琉球戦となる。そのため、琉球としてはトラビスへの対策を講じる必要があり、インサイドの主導権争いは一層激しいものになるだろう。

 各ポジションにタレントがそろう西地区頂上決戦。両軍のバックコート陣がカギを握りそうだ。なかでも注目したいのは、小野寺祥太白濱僚祐。小野寺は秋田との第2戦でチーム最多の14得点を挙げ、白濱はA東京との最終戦で約1カ月ぶりに30分以上コートに立ち、試合を決める3ポイントシュートを射抜いた。

 普段は“名バイプレーヤー”としてチームを支える両選手が、ファイナル進出の主役に躍り出るか。秋田時代の元同僚でもある2人のマッチアップにも注目だ。

 文=小沼克年

■ロスター
・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太 ※特別指定
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
山下泰弘
北川弘
リード・トラビス
阿部諒
金丸晃輔
白濱僚祐
小阪彰久
ウィリアムスニカ

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