2022.05.25

川崎ブレイブサンダース、大型PGの綱井勇介が契約満了「本当に感謝」

今季、青森から川崎に加入した綱井 [写真]=B.LEAGUE
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 川崎ブレイブサンダースは5月25日、綱井勇介との選手契約が2021-22シーズンをもって満了となることを発表した。

 綱井は現在26歳で、185センチ82キロのポイントガード。大阪学院大学高校、明治大学を経て、青森ワッツでキャリアを始め、川崎加入初年度の2021-22シーズンは35試合の出場で40得点(1試合平均1.1得点)40アシスト(同1.1アシスト)を記録した。

 同選手はクラブの公式HPを通じて「チーム関係者の皆さん、ファミリーの皆さん1シーズンありがとうございました! 暖かく迎え入れてくださったことを本当に感謝しています。天皇杯優勝をはじめ、日々の練習から川崎でしかできない経験をたくさんさせていただきました。来シーズンはコートで成長した姿を見せられるように頑張ります!またお会いできる日を楽しみにしています!」とコメントした。

 また、北卓也ゼネラルマネージャーは次のような言葉を送った。

「綱井選手には、川崎における『藤井選手、篠山選手に次ぐ大型PG』として加わってもらいました。前所属に比べてなかなかプレータイムがもらえない状況、そして環境からプレースタイル、 チームの決まり事など何もかもが異なる中で、相当な戸惑いもあっただろうと思います。開幕直前での怪我もあり、チームへの合流が遅れた時も、一日でも早く戦力になろうと懸命に努力してくれていました。そんな中、藤井選手が脳震盪の影響で出場できなかった昨年12月の横浜戦でチームハイの8アシストをあげてくれた試合は、持ち味とひたむきな努力が実を結んだ日として鮮明に覚えています」

「メンバー紹介ではジョークのように『綱井がつないでいる』と表現されていましたが、チームが苦しい時に本当によくつないでくれました。彼が得点した時、すばらしいアシストで チームメートの得点を演出した時、あるいはチャンスにも関わらず自分で攻めなかった時のベンチの選手たちのリアクションを見れば、彼がどれだけ愛されていたのかがわかると思います。川崎での経験を糧に、大きく成長してくれることを祈っています。1シーズンという短い時間でしたが、本当にありがとうございました」

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