2022.09.24

アルバルク東京がファンクラブ限定イベントを開催…渋谷の地から王座奪還を目指す

国立代々木競技場第二体育館でティップオフイベントが行われた [写真]=バスケットボールキング
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 アルバルク東京は9月24日、国立代々木競技場第二体育館でファンクラブ「ALVARCARS」限定のTIPOFFファンイベントを開催した。

 A東京はBリーグ7シーズン目に向けて、デイニアス・アドマイティス新ヘッドコーチを招へい。ジャスティン・コブス藤永佳昭を新たに獲得し、王座奪還を目指す。

 イベント冒頭、林邦彦代表取締役社長は「8月7日に始動したチームは充実したトレーニングをできたと思っています。練習試合では課題としていたところを少しずつ修正でき、開幕に向けてとてもいい準備をできていると思っていますので、皆さんにもぜひ期待していただきたいと思っています」とチームの現状を明かし、「シーズン中には勝てない時期も必ずあります。その時には『ALVARCARS』の皆さんの力を結集して、選手の背中を押して、勝つ確率を高めていただきたいと思っています」と呼び掛けた。

 イベント実施に際し、南隼人氏のメインMC継続、たつを氏のサポートMC就任が発表。10年間にわたって大阪エヴェッサのホームアリーナを盛り上げた実力者の“電撃加入”には、驚きの声が上がった。

 イベントは選手を2グループに分け、トークイベントとサイン会が開催された。トークイベントでたつを氏から「どこからでも点を取るし、ゲームも作れる。『なんやねん』と思っていました。そんな選手が味方になるのはすごくうれしいですね」と言われた田中大貴は「ホンマでっか?」と鋭いツッコミ。また、いずれも東海大学の後輩、小島元基サンロッカーズ渋谷)が退団し、藤永が加入したことを触れられると、「一緒にプレーできるのが楽しみです。どこかの誰かと違って、気が利く後輩なので。すごく過ごしやすいです」と笑顔を見せた。

 ファンから事前に集められた「日本に来て、一番最初に驚いたことは何ですか?」という質問に対し、コブスは「ヨーロッパでは少し田舎の地域でしたけど、(東京は)地元ロサンゼルスに近い雰囲気だと感じられました」と回答。「バスケットボール選手になっていなかったら何をしていたか?」、「好きなおにぎりの具」など各テーマに沿ったトークも繰り広げられ、マスコット「ルーク」の似顔絵コンテストも行われた。

田中が描いた絵に反応するルーク [写真]=バスケットボールキング

 終始盛り上がりを見せたイベントはあっという間に終了。最後に、参加した選手、スタッフ全員からコメントが発表され、キャプテンの田中は「本日はありがとうございました。長いシーズンではうまくいくことがあれば、うまくいかないこともあると思います。そういう時こそ全員で同じ方向を向いて、戦い抜きたいと思っています。ファンの皆さんも一緒に戦っていただけたらうれしいです。満員の代々木(第一体育館)でプレーできることを楽しみにしています。友だちや家族を誘って、自分たちに力を送っていただけたらと思います。最高のシーズンにしましょう」と話し、イベントを締めくくった。

 A東京は今シーズンから渋谷の地に戻り、国立代々木競技場第一体育館をホームアリーナとして活動。10月7日、8日のホーム開幕戦では千葉ジェッツと対戦する。

 なお、イベントの様子は後日、クラブの公式YouTubeチャンネルにて公開される予定だ。

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