2022.10.06

【川崎vs広島】辻と青木がとどろき初凱旋、新戦力の“ジュニア”対決にも注目

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

川崎ブレイブサンダース vs 広島ドラゴンフライズ(@川崎市とどろきアリーナ)
GAME1:10月8日18時5分 GAME2:10月9日16時5分

 敵地で“新生”三遠ネオフェニックスから連勝を収めた川崎ブレイブサンダースが、川崎市とどろきアリーナでの開幕戦を迎える。

 今シーズンの初陣は、苦しみながらも2勝をつかみ取った。GAME1はニック・ファジーカス藤井祐眞がチームを引っ張ると、最終盤には前田悟が貴重な長距離砲を射抜いて87−85で勝利。GAME2は第4クォーター残り3秒で追いつかれたものの、オーバータイムでは篠山竜青が7得点、ディフェンスではジョーダン・ヒースの連続ブロックが炸裂して勝ち切った。また、この試合では12得点を記録した納見悠仁金丸晃輔を無得点に抑えた長谷川技のディフェンスも大きな勝因に挙げられる。

 2022−23シーズンの本拠地開幕戦の相手は広島ドラゴンフライズ辻直人青木保憲は初のとどろきアリーナ凱旋となる。

 広島は開幕節、佐土原遼のブザービーターで横浜ビー・コルセアーズと星を分け合ったが、2試合とも最終クォーターにリズムを崩し課題を残した。チームとしては後半の粘り強さを見せなければならない。ハードなディフェンスを貫くには、青木がコートに戻ってくるかどうかもポイントになるだろう。

 川崎は、三遠戦で「32」を数えたターンオーバーを減らすことが必須。ニック・メイヨや辻に加え、開幕節から躍動したケリー・ブラックシアー・ジュニアにも警戒が必要だ。新戦力であるマイケル・ヤングジュニアとブラックシアーによる“ジュニア”対決にも注目したい。

 文=小沼克年

■ロスター
・川崎(HC:佐藤賢次)
藤井祐眞
マイケル・ヤングジュニア
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
納見悠仁
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
ジョーダン・ヒース

・広島(HC:カイル・ミリング)
寺嶋良
朝山正悟
辻直人
青木保憲
アイザイア・マーフィー
船生誠也
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
上澤俊喜
ドウェイン・エバンス
ジャスティン・バルタザール
佐土原遼
ニック・メイヨ

この試合の他の記事

BASKETBALLKING VIDEO