2022.11.03

「日本バスケ界の生ける伝説」や「日本代表主将」…各チームを率いるキャプテンを紹介/B1東地区編

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 開幕して間もないながら、早くもさまざま話題を振りまいているBリーグ。強豪の不振や大型補強による台頭など、各チームがそれぞれの事情を抱えているが、そんなチームをコート内でまとめ上げ、けん引しているのはどんな選手なのか。この記事では、今シーズン各チームでキャプテンを務める選手たちを地区ごとに紹介する。

レバンガ北海道橋本竜馬

 レバンガ北海道のキャプテンは、昨シーズン、一昨シーズンに引き続き橋本竜馬が務める。シーホース三河でもキャプテン経験がある34歳のベテラン司令塔は、続投にあたって「チャンピオンシップ進出、さらに、その先を目指せるようなチームになれるよう頑張っていきたい」とコメントし、チームを躍進させる意気込みを持って今シーズンに臨んでいる。

仙台89ERSジャスティン・バーレル

 昇格組である仙台89ERSでキャプテンを務めるのは、外国籍選手のジャスティン・バーレル。日本通算8シーズン目となる同選手は、名古屋ダイヤモンドドルフィンズでもキャプテンを務めた経験がある。昨シーズンは平均15.7得点でチーム得点王にもなっており、チームにとってBリーグ初年度以来となるB1での挑戦をけん引する活躍が期待される。

秋田ノーザンハピネッツ古川孝敏

 秋田ノーザンハピネッツでは、新たに古川孝敏がキャプテンに就任した。秋田在籍4シーズン目となる古川は、昨シーズン平均11.0得点と加入以来最高のスタッツを記録し、チーム史上初のCS進出へ大きく貢献。34歳ながら日本代表復帰を果たすなど、躍進が目立った。就任時に「日々成長し続け、全力で目標に向け戦っていきたい」とコメントし、さらなる飛躍に意欲を燃やしている。

茨城ロボッツ平尾充庸

 茨城ロボッツでは、平尾充庸が3シーズン連続でキャプテンを努めている。同選手は昨シーズン初のB1挑戦ながら、平均11.6得点と変わらぬ得点力を披露した。続投に当たっては「今シーズンから降格があり、新B1への査定期間でもあります。なので、自分自身覚悟と責任を持ってキャプテンを務めさせていただきます」とクラブの未来さえも見据えたコメントを残した。

宇都宮ブレックス田臥勇太

 王者・宇都宮ブレックスのキャプテンは、今シーズンも田臥勇太が務める。言わずと知れた日本バスケ界の生ける伝説。日本人初のNBAプレーヤーという肩書は、今なお色あせることなく人々の記憶に刻まれている。10月5日に42歳の誕生日を迎え、プレータイムは減少しているものの、その存在が周囲に与える影響力は未だ絶大。新体制ながら連覇が懸かるチームにおいて、選手として重要な役割を担うことが予想される。

群馬クレインサンダーズ野本建吾

 日本を代表するビッグマン・野本建吾は、今シーズンから群馬クレインサンダーズのキャプテンに。川崎ブレイブサンダース秋田ノーザンハピネッツを経て加入し、今シーズンが在籍2シーズン目。30歳という節目の年に、新たに責任ある立場となった野本は、就任時に「太田市の暑い夏並みに、熱い熱い酷暑並みの応援を是非ともよろしくお願いします」とファンに呼びかけた。

千葉ジェッツ富樫勇樹&ヴィック・ロー

 千葉ジェッツ富樫勇樹ヴィック・ローというキャプテン2人体制。3シーズン連続のキャプテン就任となる富樫は、今夏行われたFIBAアジアカップ2022で日本代表のキャプテンも経験し、さらなるリーダーシップの発揮が期待される。一方、新加入ながらチームを率いる立場となったローは、昨シーズンのオーストラリア・NBLで平均20.3得点を挙げ、オールNBLファーストチームに選ばれた実力派。今シーズンここまで平均16.6得点7.3リバウンドと、期待通りの活躍を見せている。

アルバルク東京田中大貴

 アルバルク東京は今シーズンも田中大貴がキャプテンを続投。昨夏の東京オリンピックで日本代表のキャプテンを務め、大会終了後に代表を引退。クラブに注力することを決めた2021-22シーズンからキャプテンを務めているが、就任2年目となる今シーズンはHC交代も相まってより重要なシーズンになると捉えているようで、続投発表時に「大変なことやうまくいかないこともあると思いますが、チームのみんながひとつの方向に、いい方向に行くように、日々の練習からオンコートでもオフコートでもリーダーシップをとっていきたい」と意気込んだ。

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