2022.11.29

【富山vs信州】ともに3連敗中の両チーム…ケガ人の穴をいかに埋めるか

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富山グラウジーズ vs 信州ブレイブウォリアーズ(@富山市総合体育館)
11月30日19時5分

 富山グラウジーズは今シーズン接戦を勝ちきれない試合も少なくないが、前節は千葉ジェッツの地力に屈し、2戦とも20点差以上がつく完敗となった。

 ジョシュア・スミスが欠場した影響は大きく、GAME1が55得点、GAME2が61得点とオフェンスが通用せず、リバウンドやディフェンスも終始後手に回った。小野龍猛がGAME2で今シーズン初の2ケタ13得点を挙げたのは光明。中地区7位、リーグ全体でも下から3番目という苦しい状況で、ハードスケジュールが待ち受ける12月を前に好感触をつかみたい。
 
同じ中地区の信州ブレイブウォリアーズは、前節秋田ノーザンハピネッツ戦で白星先行を狙ったが、連敗で逆に“借金”が3に増えた。GAME1は初スターターのマシュー・アキノの10得点と、初めて10分以上の出場時間を得たサイモン拓海の14得点の活躍で延長に持ちこみながらも、その延長でわずか2得点に終わった。

 GAME1を欠場したジョシュ・ホーキンソンは、GAME2で20得点をマークしたが、勝利には至らなかった。戦列を離れたウェイン・マーシャルに代わって新たに契約したウィリアム・モズリーに、大きな期待がかかる。

 富山は同地区との対戦がまだ3試合しかなく、すべてサンロッカーズ渋谷戦。ここから増える同地区対決はシーズンの行方を占うキーとなり、まずは信州を相手に良いイメージを持ちたい。今節もスミスを欠く場合、ファイサンバの働きが重要となることは言うまでもない。

 文=吉川哲彦

■ロスター
・富山(HC:浜口炎)
小野龍猛
ファイサンバ
飴谷由毅
野﨑由之
ブライス・ジョンソン
コーディ・デンプス
水戸健史
浦野泰斗
松井啓十郎
上田隼輔
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

・信州(HC:勝久マイケル)
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
ジョシュ・ホーキンソン
サイモン拓海
三ツ井利也
生原秀将
ウェイン・マーシャル ※インジュアリーリスト
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

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