2022.12.22

『島田のマイク』112回が公開…Bリーグの決算概要についてチェアマンが徹底解説

『島田のマイク』第112回が公開された
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 12月22日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第112回が配信。番組冒頭では、島田氏が各地の試合会場でバスケットLIVEの『ウインターギフトキャンペーン』についてのチラシを配っていることを明かし、12月25日にはサンロッカーズ渋谷vs仙台89ERSの試合会場へチラシを配りに行くことを予告した。

 番組本編では、Bリーグ2021-22シーズンの決算概要についての話題に。リーグ全体の営業収入は300億円となり、昨年比で23.9パーセント増加したが、そのほかB1とB2の内訳など、チェアマン自らが解説した。2022-23シーズンのリーグ全体の営業収入見込み額は399億円になると話し、さらなる成長を続けているBリーグだが、債務超過となった15クラブについてなど、改善点についても触れた。

 また、新B1の将来構想に向けての売上高目標を、今シーズンすでに14クラブがクリアすると島田氏は語り、佐賀バルーナーズ群馬クレインサンダーズなど、10以上のクラブがアリーナの基準も満たすべく動いているという。残すは入場者数の部分が「あともう一歩」だと語ったが、2024年の秋にB1・B2・B3の区分けが行われるため、「まだまだチャンスもある」と力を込めた。

 さらに島田氏は、沖縄アリーナをいち早くオープンした琉球ゴールデンキングスについて掘り下げる。入場制限などの影響もあったが、2020-21シーズンの売上高が13.1億だったのに対し、2021-22シーズンでは21.4億円と大きく売り上げを伸ばし、入場料収入やグッズ収入が倍以上、飲食物は4.5倍を記録。沖縄県の経済効果や地域活性化にもつながっていると熱弁した。

 この状況について島田氏は「10年ほど前に私がバスケット業界に来たとき、千葉ジェッツの売り上げは8000万でした。そして、2億円くらいになったときには業界トップでした。それがBリーグができて、あと数年で30億円が見えてきている。感慨深いですよ」と心境を語った。

 番組終盤にはSNS投票の結果、『ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME』に選出された宇都直輝バンビシャス奈良)と辻直人広島ドラゴンフライズ)についての話題に。島田氏は辻に向けて「ジーツーは盛り上げてくれると思いますよ。篠山(竜青/川崎ブレイブサンダース)選手はもちろんですけど、ジーツーには相当期待しています」とメッセージを送り、番組を締めた。

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