2023.01.10

【秋田vs千葉J】“貯金”生活を目指す秋田、難敵千葉Jをディフェンスで封じたい

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

秋田ノーザンハピネッツvs千葉ジェッツ(@CNAアリーナ☆あきた)
GAME1:1月11日19時5分

 アウェーで迎えた新年最初の節を連勝で飾り、秋田ノーザンハピネッツは4連勝で“借金”を完済した。滋賀レイクスとのGAME1、5点ビハインドで迎えた第3クォーターに日本人選手が得点力を発揮して32得点。GAME2も内外のバランスが良く、99得点を重ねる好調なオフェンスで滋賀を退けた。第13節に復帰したケレム・カンターが、いずれも復帰後最多となる14得点8リバウンドを挙げたことも収穫。いい勢いで新年最初のホームゲームを迎え、約3カ月ぶりの“貯金”を目指す。

 しかし、今節の相手は東地区首位の千葉ジェッツシーホース三河と戦った前節はジョン・パトリックヘッドコーチが欠場し、急遽小川伸也アシスタントコーチが指揮を代行することとなったが、その強さは変わらず、2戦ともに90点台を叩き出して連勝を2ケタに乗せた。GAME1で今シーズン4度目の1ケタ得点に終わったクリストファー・スミスは、GAME2で34得点。ヴィック・ローもそのGAME2が今シーズン4度目の1ケタ得点と、外国籍選手の得点が安定しているのは脅威だ。

 今シーズンは第9節に対戦して千葉Jが2勝。ただ、GAME2に挙げた千葉Jの75得点は、今シーズン2番目に少ない数字だ。GAME1も第1クォーターを11得点に抑えており、秋田のディフェンスはある程度通用している。その時は前田顕蔵HCがまだベンチ入りしておらず、今節は前田HCの手腕によってディフェンスがさらに引き締まることを期待したい。

文=吉川哲彦

■ロスター
・秋田(HC代行:ケビン・ブラスウェル)
スティーブ・ザック
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
スタントン・キッド
ケレム・カンター
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
古川孝敏

・千葉J(HC:ジョン・パトリック)
富樫勇樹
小川麻斗
ヴィック・ロー
高橋克実 ※特別指定
二上耀
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
荒尾岳
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

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