1月12日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第115回が配信された。今回は1月13日、14日に開催が迫る「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」についての話題となった。

　3年ぶりのオールスター開催へ向けて気合十分な島田氏。今回は茨城県水戸市のアダストリアみとアリーナで開催されるが、オールスターイベント以外にも来場者には「ぜひ水戸の街を堪能していただきたい」と語った。

　観光資源が豊富な水戸市だが、島田氏のオススメは日本三名園の一つに数えられる『偕楽園』と、茨城の郷土料理である『あんこう鍋』。さらに、「水戸といえば納豆なので、納豆ヘッドも試してほしい」と茨城ロボッツの名物グッズもしっかりと紹介した。

　また、今回のオールスターから試合中の大声の取り扱い規定を改正し、一時的な声出し応援が可能になるが、改めてチェアマンの口から説明を行った。

　Bリーグは2020－21シーズンから来場者の大声が禁止され、声出し応援ができない状況となっていた。しかし、観客同士の会話や、不意にもれ出る“どよめき”などは禁止されていなかったことから、大声の定義を再確認し、検討を進めたという。

　これにより、オフェンスコールやディフェンスコールなど、反復・継続的に大声を出すことは今後も制限されるが、フリースローでお馴染みのブーイングやコール＆レスポンスなど、瞬間的に声を出すことは解禁されることとなった。

　島田氏は「国の方針が全面開放にならないと、次の一歩は難しいかもしれない」と語りつつも、「お客さんにとってもアジャストする期間が必要だし、段階的に日常に戻して、飛沫感染リスクの検証も進めていくことが大事」と今後の方針を示した。

　番組の最後には「3年ぶりのオールスターで声出し制限の一部解放という、スポーツ業界が一歩踏み出す記念すべきイベントになると思いますので、ぜひファンの皆さまには楽しみにしていただきたいと思います」とファンへ向けて熱いメッセージを送った。