2023.01.14

3年ぶりにオールスターゲーム開催…“水戸黄門”篠山竜青がMVPを受賞

入場パフォーマンスで盛り上げた篠山 [写真]=伊藤大允
国内外のバスケ情報をお届け!

 1月14日にアダストリアみとアリーナで「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」の『ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME』が行われ、B.BLACKとB.WHITEが対戦した。

 B.BLACKの先発は河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)、篠山竜青川崎ブレイブサンダース)、今村佳太琉球ゴールデンキングス)、セバスチャン・サイズアルバルク東京)、ジャック・クーリー(琉球)の5人。B.WHITEは富樫勇樹千葉ジェッツ)、比江島慎宇都宮ブレックス)、金丸晃輔三遠ネオフェニックス)、ペリン・ビュフォード島根スサノオマジック)、ジョシュ・スコット(宇都宮)がスターティングファイブを務めた。

 ダブル“ユウキ”のジャンプボールで幕が開けた第1クォーターは、B.BLACKが序盤にサイズの連続得点でリードを奪うと、河村と篠山が激しいディフェンスで富樫のターンオーバーを誘発。中盤以降は3ポイントシュートが確率良く決まり、藤井祐眞(川崎)、ジョシュア・スミス富山グラウジーズ)、クーリーが沈めて29-23と点差を6点に広げた。

[写真]=伊藤大允

 第2クォーターもダンクや3ポイントの入れ合いとなり、B.BLACKは平尾充庸茨城ロボッツ)がホームの後押しを受けて7得点を挙げれば、宇都直輝バンビシャス奈良)や大塚裕土アルティーリ千葉)といったベンチメンバーも躍動。篠山が前半だけでファウル3個と“アクシデント”もあったものの、66-55で試合を折り返した。

 第3クォーターは点差を縮めたいB.WHITEが反撃。比江島やギャビン・エドワーズ(千葉J)が得点を重ねると、富樫が同点に追いつく3ポイントを決めた。さらに、シェーファーアヴィ幸樹シーホース三河)や金丸晃輔三遠ネオフェニックス)も加勢。一挙44得点を奪い、97-99と逆転に成功した。

 第4クォーターは、河村がクーリーとサイズに抱えられながらダンクを試みる場面も。惜しくも失敗に終わったものの、会場に駆けつけた3,146人のファンを大いに盛り上げた。

 3年ぶりのオールスターゲームは、試合終了残り約1分間に河村の3ポイントなどで加点したB.BLACKが127-123で勝利。篠山、サイズ、富樫、シェーファーの4人がMVP候補に選出され、投票の結果により、入場時に“水戸黄門”のパフォーマンスを披露した篠山がMVPに輝いた。

■試合結果
B.BLACK 127-123 B.WHITE
B.BLACK|29|37|31|30|=127
B.WHITE|23|32|44|24|=123

この試合の他の記事

BASKETBALLKING VIDEO