1月14日にアダストリアみとアリーナで「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」の『ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME』が行われ、B.BLACKが127－123でB.WHITEに勝利した。

　オールスターゲーム終了後には記者会見が行われ、B.BLACKの一員として勝利に貢献した平尾充庸（茨城ロボッツ）は、「水戸で開催されるということでワクワクしていましたが、無事終えることができて良かったです。たくさんのプレーヤーやいろんな関係者の方が水戸を盛り上げるため、バスケットボール界を盛り上げるために、一生懸命にやってくれたので感謝しかないです。ありがとうございました」と感謝の思いを語った。

　開催地となった茨城県水戸市を代表してオールスターゲームに臨んだ平尾は、「最初は緊張もあり、少し遠慮気味でした」と素直な心境を語る。それでも、「篠山（竜青／川崎ブレイブサンダース）選手が『平尾行け！』とずっと言ってくださったので、僕も思い切ってコートを走り回ることができました」と語り、最終的には11得点4アシスト2スティールをマークした。

茨城ロボッツ在籍6シーズン目を迎えている平尾は、オールスターでも存在感を示した［写真］＝B.LEAGUE

　第2クォーターには3ポイントシュートを決めるなど、7得点と輝きを放ち、地元ファンを沸かせた平尾。「改めて声を出して応援してくれるのはいいなと思いました。それぞれが各チームに戻っても、少しずつですが声出し応援が可能になると思うので、Bリーグを盛り上げられるように頑張っていきたいなと思います」。

　2021年には一度開催中止となった水戸でのオールスターだが、無事にリベンジを果たし、滞りなく全日程を終えることができた。2年前の悔しさを知る平尾は「改めて無事にオールスターを水戸で終えてうれしかったですし、お客さんも盛り上がってくれたのを見て、非常に感動しています。これからもいろんな場所でオールスターが開かれるので、しっかりとつなげていってもらえたらなと思います」と大盛況に終わった2日間を噛み締めた。次回、2024年のオールスターは、こちらもリベンジ開催となる沖縄県で開催予定だ。