2023.01.17

【群馬vsA東京】CSに向けてギアを上げたい群馬、A東京のオフェンスリバウンドに要注意

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

群馬クレインサンダーズvsアルバルク東京(@太田市運動公園市民体育館)
GAME1:1月18日19時5分

 未消化の試合がありながらオールスターまでに16勝を挙げ、東地区3位につけている群馬クレインサンダーズ。ただし、現時点ではリーグ全体の9位でチャンピオンシップ圏外。東地区2位のアルバルク東京とは6ゲーム差がつき、ここからはギアを上げる必要がある。リーグ戦再開の初戦の相手は、そのA東京だ。

 前節の茨城ロボッツ戦は前々節を欠場したケーレブ・ターズースキーが戦列に戻ったものの、マイケル・パーカーは引き続き欠場。その影響からか得点が伸びず、後半の20分間で48失点とディフェンスも崩れて敗れた。同6位の茨城に1勝2敗と先行されているのは痛い。

 A東京は前々節の川崎ブレイブサンダース戦に続くホームゲームを戦い、レバンガ北海道を下して3連勝を飾った。A東京としては珍しい点の取り合いになったが、安藤周人が3ポイントシュート9本を含む31得点と爆発し、小酒部泰暉も17得点。ザック・バランスキーも今シーズン4度目の2ケタ得点をマークするなど、オフェンス面は上々の成果を見せた。

 今シーズンは第3節で対戦し、第1戦はA東京が10点差で制したが、第2戦は群馬が2点差で逆転勝利を収めた。その試合で2ケタ得点が6人とバランスよく攻めることができた群馬としては、今節もそれを再現したい。もう1つのポイントは、現時点でリーグ3位のA東京のオフェンスリバウンド。パーカー出場の可否にかかわらず、ディフェンスリバウンドに意識を傾けたい。

文=吉川哲彦

■ロスター
・群馬(HC:水野宏太)
ハーパー・ジャン・ローレンス・ジュニア※特別指定
星野曹樹
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
八村阿蓮
野本建吾
菅原暉
アキ・チェンバース
並里成
ケーレブ・ターズースキー
山崎稜
ジャスティン・キーナン

・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)
ジャスティン・コブス
藤永佳昭
岡本飛竜
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
宇都宮陸 ※特別指定
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴 ※インジュアリーリスト
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

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