2023.01.17

【滋賀vs広島】連敗を止めたい滋賀は第1Qのディフェンスがカギ…広島は9連勝なるか

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

滋賀レイクスvs広島ドラゴンフライズ(@滋賀ダイハツアリーナ)
GAME1:1月18日19時35分

 滋賀レイクスは前節、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに62-85で敗れて、連敗が「12」に伸びた。第1クォーターで16点差をつけられ、ターンオーバーは1試合で19個を数えたが、14スティールを奪うなど食い下がったことも確か。第4クォーターはプレスを仕掛け、野本大智星野京介が好守を見せて、デイビッド・ドブラスの得点に結びつけ、25-17と反撃した。

 今シーズン3度目の広島ドラゴンフライズ戦では、その激しいディフェンスを序盤から仕掛けたい。第3節は2敗したが、2試合とも第1クォーターからリードを奪い、3点差以内の試合だった。立ち上がりの攻防は連敗脱出のカギを握る。攻撃では、前節振るわなかったジョーダン・ハミルトンキーファー・ラベナの奮起に期待したい。

 対する、広島は8連勝で西地区首位を堅持する。前節の大阪エヴェッサ戦では第1クォーターから28-7と先行し、86-74で勝利を収めた。ディフェンスでは15個のターンオーバーを誘い、オフェンスでは寺嶋良が22得点、ケリー・ブラックシアー・ジュニアが20得点を挙げてチームをけん引。欠場したドウェイン・エバンスに代わって、先発した船生誠也や、佐土原遼の好守も光った。

 広島は、前回対戦で滋賀に苦戦しただけに、今節は出だしのディフェンスが重要になる。相手は西地区最下位であるが、爆発力があるため、マッチアップが予想されるテーブス海に対しては寺嶋が、ハミルトンにはニック・メイヨが対峙して、勢いを与えたくない。クラブのB1連勝記録を「9」に更新できるか注目だ。

文=大橋裕之

■ロスター
・滋賀(HC代行:保田尭之)
ケルヴィン・マーティン
ジョーダン・ハミルトン
テーブス海
杉浦佑成
デイビッド・ドブラス
柏倉哲平
キーファー・ラベナ
野本大智
星野京介
イヴァン・ブバ ※インジュアリーリスト
狩野祐介
湧川颯斗 ※特別指定
森山修斗
川真田紘也

・広島(HC:カイル・ミリング)
寺嶋良
朝山正悟
辻直人
アイザイア・マーフィー
船生誠也
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
上澤俊喜
中村拓人
ドウェイン・エバンス
佐土原遼
ニック・メイヨ
三谷桂司朗 ※特別指定

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