2023.01.19

【新潟vs三河】前回対戦では三河に軍配…新潟は日本人選手の活躍がリベンジのカギに

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

新潟アルビレックスBBvsシーホース三河(@シティホールプラザアオーレ長岡)
GAME1:1月21日17時35分 GAME2:1月22日13時5分

 新潟アルビレックスBBは前節、横浜ビー・コルセアーズに75-88で敗れて2連敗を喫した。第3クォーターに一時6点のリードを奪ったが、河村勇輝に36得点の活躍を許して失速。コフィ・コーバーンら3人の外国籍選手が2ケタ得点を挙げるも、日本人選手は6人で計28得点しか奪えなかった。

 その日本人選手たちの奮起を期待したいのが、今節のシーホース三河戦だ。第8節に79-90で敗れた一戦でも、彼らのスコアは28点に留まり、第3クォーターに反撃を許して敗戦。同じ轍は踏みたくない。特に、西田優大との同級生対決が予想される杉本天昇は、年明けからの4試合で3度の2ケタ得点を記録するだけに、好調の兆しをチームの勝利に結びつけられるか注目だ。

 対する三河は、前節の川崎ブレイブサンダース戦で西田が今季最多タイとなる22得点を挙げるも、74-86で勝利ならず。連敗が「8」に伸びた。第4クォーターに同点の展開を作っただけに、第1クォーターから12点差をつけられ、前半28点しか奪えなかった試合運びが悔やまれる。9試合ぶりの勝利へ、オフェンスの修正は急務だろう。

 そこで良いイメージを思い出したいのが、新潟との前回対戦だ。26アシストから90得点のうち60点を日本人選手が記録。今節は、前節フィードゴール成功数が1本に終わった長野誠史シェーファーアヴィ幸樹が、得点でチームを勢いづけられるか。さらに、新加入ながら先発起用された193センチのガード、シズ・オルストンも三河の起爆剤として活躍が期待される。

文=大橋裕之

■ロスター
・新潟(HC:コナー・ヘンリー)
モサクオルワダミロラ雄太ジョセフ
澁田怜音
ケヴェ・アルマ
冨岡大地
スティーブン・グリーン
杉本天昇
木村圭吾
綿貫瞬
コフィ・コーバーン
ロスコ・アレン ※インジュアリーリスト
池田雄一
遠藤善
武藤俊太朗※特別指定
玉木祥護
小池文哉※特別指定

・三河(HC:鈴木貴美一)
中村太地
柏木真介
細谷将司
長野誠史
アンソニー・ローレンスⅡ※インジュアリーリスト
シズ・オルストン
ブランドン・ジャワト
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
セドリック・シモンズ※インジュアリーリスト
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

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