2023.01.26

【三遠vs島根】島根は西地区首位に浮上…三遠は細川と金丸の長距離砲で対抗できるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

三遠ネオフェニックスvs島根スサノオマジック(@浜松アリーナ)
GAME1:1月28日15時5分 GAME2:1月29日15時5分

 前々節の富山グラウジーズ戦を100点ゲームで制した三遠ネオフェニックスは、中1日で前節のサンロッカーズ渋谷戦に臨むハードスケジュールだったが、第1戦は後半の20分間を22失点に抑えて勝利。カイル・オクインが19得点17リバウンド6ブロックとペイントエリアを支配し、細川一輝も22得点でチームを引っ張った。第2戦は延長にもつれ込む熱戦の末に黒星。オクインと佐々木隆成山内盛久がいずれも7アシストをマークするなどオフェンスはよかったが、3人がファウルアウト。相手の成功率の低さに助けられながらも、最終的にはフリースローでの22失点が響いて4連勝を逃した。

 対する島根スサノオマジックは前節を連勝で終え、勝率で並んだ広島ドラゴンフライズに代わって西地区首位に立った。13得点だった第2戦の第2クォーターを除くと、オフェンスが安定。2戦ともトリプルダブルまであと一歩だったペリン・ビュフォードの活躍もさることながら、ニック・ケイが2戦ともダブルダブル、安藤誓哉が第1戦で17得点7リバウンド7アシスト、第2戦で22得点、津山尚大は第1戦で29得点を叩き出した。次々節のアルバルク東京戦までは、このままギアを上げていきたい。

 三遠のキーマンは金丸晃輔。前節は10本の3ポイントシュートを放ったが、成功は1本にとどまった。長距離砲の威力が際立つ島根に対抗するには、直近の6試合で21本を炸裂させている細川に加え、金丸の復調も欠かせない。

文=吉川哲彦

■ロスター
・三遠(HC:大野篤史)
サーディ・ラベナ
ヤンテ・メイテン ※インジュアリーリスト
アイゼイア・ヒックス
高橋快成 ※特別指定
太田敦也
カイル・オクイン
金丸晃輔
根來新之助
半澤凌太
佐々木隆成
細川一輝
山内盛久
ダニエル・ギデンズ
大宮宏正
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
土屋アリスター時生

・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
北川弘
リード・トラビス ※インジュアリーリスト
エペ・ウドゥ
阿部諒
白濱僚祐
津山尚大
ウィリアムスニカ
谷口大智

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