2023.01.26

【群馬vs琉球】並里成が移籍後初の古巣戦…岸本隆一とのマッチアップは注目

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

群馬クレインサンダーズvs琉球ゴールデンキングス(@太田市運動公園市民体育館)
GAME1:1月28日18時5分 GAME2:15時5分

 群馬クレインサンダーズは前節、京都ハンナリーズに2連勝。両日ともに後半のディフェンスが光った。88-81で勝ち切ったGAME1では、第3クォーターに個人通算14,000得点を達成したマイケル・パーカーや、アキ・チェンバースのスティールで流れを引き寄せて逆転に成功、91-73で勝利を収めたGAME2は、第4クォーターに27-14と突き放した。

 一方、琉球ゴールデンキングスは前節、川崎ブレイブサンダースと1勝1敗。GAME1は我慢の展開となったが、岸本隆一が延長戦へ持ち込む3ポイントシュートを決めるなど26得点の活躍で、中地区の強豪撃破に大きく貢献した。GAME2は72-76で敗れたものの、ディフェンスで巻き返して終盤に2点差まで肉薄。松脇圭志は17得点と奮起した。

 そんな両チームは今季初対戦。注目のマッチアップは移籍後初の古巣戦となる群馬・並里成と、岸本のマッチアップだ。並里は今シーズン、平均11.5得点7.1アシストという昨シーズンを超えるスタッツで、18勝12敗で東地区3位につけるチームをけん引中。23勝9敗の西地区4位を撃破して、今後へ弾みのつく一戦にできるか。

 対する琉球は並里の他、平均20.6点で得点ランキング3位のトレイ・ジョーンズ封じも勝ち切るポイントになるだろう。マッチアップが予測される今村佳太や松脇が圧力をかけて、タフショットを打たせられるか。地区上位争いから振り落とされないためにも、アウェー連戦の今節を良い形で乗り切りたい。

文=大橋裕之

■ロスター
・群馬(HC:水野宏太)
ハーパー・ジャン・ローレンス・ジュニア※特別指定
星野曹樹
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
八村阿蓮
野本建吾
菅原暉
アキ・チェンバース
並里成
ケーレブ・ターズースキー
山崎稜
ジャスティン・キーナン

・琉球(HC:桶谷大)
須藤春輝※ユース育成特別枠
ジョシュ・ダンカン
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
植松義也
渡邉飛勇※インジュアリーリスト
松本礼太
平良宗龍※特別指定
岸本隆一
松脇圭志
田代直希
今村佳太
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

BASKETBALLKING VIDEO