2023.01.26

【北海道vs川崎】連敗脱出を目指す北海道…ラモスのディフェンスで川崎撃破なるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

レバンガ北海道 vs 川崎ブレイブサンダース(@北海きたえーる)

GAME1:1月28日15時5分 GAME2:1月29日14時5分

 年が明けて以降4連敗中だったレバンガ北海道は、前節の横浜ビー・コルセアーズ戦も第1戦が98失点、第2戦が99失点と相手の猛攻を止める術を持たず、これで前月から数えて8連敗となった。リーグ7位の1試合平均得点を誇るオフェンスは第1戦が82得点、第2戦が77得点とまずまずだっただけに、前節もディフェンス面の課題を克服できなかったのが悩みどころ。8連敗中の1試合平均93.5失点は、早急に改善が必要だ。

 中地区首位を走ってきた川崎ブレイブサンダースは、琉球ゴールデンキングスをホームに迎えた前節第1戦に敗戦。第4クォーター残り0.6秒に同点3ポイントシュートを決められると、延長では相手の勢いに圧されて18失点を喫した。この時点で地区首位の座を横浜ビー・コルセアーズに明け渡すこととなったが、第2戦は長谷川技の4本の効果的な3ポイントシュートで接戦を制し、1ゲーム差を堅持。今節は地区首位奪還を狙う。

 川崎はこのところ外国籍選手3人とニック・ファジーカスに得点が偏る傾向があり、北海道としてはそのバランスの悪さに上手くつけ入りたい。3ポイントシューターのマット・ジャニングが調子を上げているのが難しいところだが、第6節を最後に欠場していたドワイト・ラモスが前節復帰。そのディフェンス力も活用し、川崎の3ポイントシュート攻勢を抑えることができれば、勝機は広がってくる。東地区最下位からの逆襲を図る上でも、ラモスの働きは重要だ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・北海道(HC:佐古賢一)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
ドワイト・ラモス
寺園脩斗
アレックス・マーフィー
中野司
高橋耕陽
荒川颯
桜井良太
島谷怜※特別指定
ブロック・モータム
ショーン・ロング
デモン・ブルックス ※インジュアリーリスト
内藤耀悠 ※ユース育成特別枠
松下裕汰

・川崎(HC:佐藤賢次)
藤井祐眞
マイケル・ヤングジュニア
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
納見悠仁
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
ジョーダン・ヒース

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