2023.02.01

新潟・木村圭吾が自身のタフショットを解説「決めたらヒーロー、外したら自分のせいというシュートが好き」/B MY HERO!

12月4日の仙台戦で劇的ショットを決めた木村[写真]=B.LEAGUE
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 1月31日、Bリーグ応援番組『B MY HERO!』が2022-23シーズンの第18回配信を迎えた。番組では企画「選手自ら解説!B MY HERO!的 MONTHLY BEST of TOUGH SHOT」を実施した。

 同企画は、毎節Bリーグ公式で発表される『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』に選ばれたプレーの中から、毎月1度“B MY HERO 的 BEST of TOUGH SHOT”を一つ選出して表彰。さらに、受賞した選手本人に当該プレーについて解説してもらうというもの。

 第2回となる12月度の「MONTHLY BEST of TOUGH SHOT」に選ばれたのは、新潟アルビレックスBB木村圭吾が12月4日の仙台89ERS戦で決めたショット。試合時間残り3秒、64-67と3点を追う状況から木村は味方との連係で自身のマークを引き剥がし、体を振り向かせながら放った3ポイントシュートをヒット。この得点でチームは土壇場で同点に追いつくことに成功し、オーバータイムの末に勝利。新潟としては開幕戦以来の白星となった。


 番組にVTR出演した木村は選ばれたショットについて、「少しドタバタしましたが、プレー自体はシュートを打つ位置など含めてコナーHCの作戦盤に描かれた通りのプレーでした」と解説。前日に行われた試合でもオーバータイムに持ち込む同点弾を決めていたが、「小学生の時から勝負が決まるシュートを打つのは好き。決めたらヒーロー、外したら自分のせいというシチュエーションが好きなので、こういう競っている場面でのシュートは燃えます」と強心臓ぶりが伺えるコメントを残した。

 今シーズンは3ポイントを積極的に放つ場面も多い木村。本人は3ポイントについて「入る選手は相手からも警戒される、チームの勢いとか流れを良くすることができるシュートだと思うので、試合中は最低でも1本決めたい」と自身の考えを披露。そのマインドはHCの指導との親和性も高いようで、「コナーHCは『2本打ってダメだったら3本、3本打ってダメだったら4本打て』と言う方で、すごく気持ちよく打たせてくれるので本当にありがたい」と話した。

「個人としてはまだ波が大きいので、平均2ケタ得点、高確率のシュートパーセンテージでやっていきたい」とさらなる向上心を見せる22歳の若武者。チームとしては苦しい状況が続いているが、「勝つ姿をもっともっとブースターの皆さんにお届けできるように、残りのシーズンも精一杯頑張っていきます」と後半戦での巻き返しに向けて意気込んだ。番組のアーカイブはバスケットボールキングのYouTubeで視聴可能となっている。

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