2023.02.02

【島根vs北海道】連敗ストップの北海道、西地区首位相手に長距離砲で真っ向勝負を挑む

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

島根スサノオマジックvsレバンガ北海道(@松江市総合体育館)
GAME1:2月4日13時 GAME2:2月5日13時35分

 前々節の時点で広島ドラゴンフライズに勝率で追いつき、西地区首位に立った島根スサノオマジック。前節も連勝し、広島が1敗を喫したことで勝率でも一歩前に出た。1月は7勝1敗で終え、レギュラーシーズンを折り返してギアが上がってきた。

 三遠ネオフェニックスと戦った前節は、2戦とも64失点というディフェンスの勝利。オフェンスもGAME1が7個、GAME2が8個とターンオーバーを最小限にとどめた。3ポイントシュートが不発だったGAME1は71得点止まりだったものの、フリースローで着実に加点したことが勝利につながった。出場しなかったとはいえ、リード・トラビスがベンチ入りしたことも明るい話題だ。

 レバンガ北海道川崎ブレイブサンダースを第2戦で撃破し、連敗を「9」で止めるとともに、ようやく2023年の初勝利を挙げた。GAME1は第3クォーターの33失点が響いてしまったが、GAME2は3ポイントシュート7本を含む39得点のブロック・モータムを中心にオフェンスが好調。最終的に95失点を喫してはいるが、前半に55得点で先手を取ったのが奏功した。ドワイト・ラモスの6スティールも、チームを勢いづけた大きな要因だ。

 北海道にとっては、今節が西地区との今シーズン最後の対戦。ここまで2勝12敗だが、1勝は広島から奪ったもの。この時は15本の3ポイントシュートを浴びせて点の取り合いを制した。長距離砲の威力で広島を上回る島根にも打ち合いを挑み、一泡吹かせることができるか。

文=吉川哲彦

■ロスター
・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
北川弘
リード・トラビス
エペ・ウドゥ※インジュアリーリスト
阿部諒
白濱僚祐
津山尚大
ウィリアムスニカ
谷口大智

・北海道(HC:佐古賢一)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
ドワイト・ラモス
寺園脩斗
アレックス・マーフィー
中野司
高橋耕陽
荒川颯
桜井良太
島谷怜※特別指定
ブロック・モータム
ショーン・ロング
デモン・ブルックス ※インジュアリーリスト
内藤耀悠 ※ユース育成特別枠
松下裕汰

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