2023.02.02

【A東京vs大阪】A東京はニュービル対策が連勝更新の条件…大阪は安藤周人封じなるか

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

アルバルク東京vs大阪エヴェッサ(@国立代々木競技場 第一体育館)
GAME1:2月4日17時5分 GAME2:2月5日15時5分

アルバルク東京は前節の新潟アルビレックスBB戦で安藤周人の活躍が光った。GAME1では、チームで16本の3ポイントシュートを成功させたうちの7本を含む27得点を挙げ、90-79の勝利に貢献。67-63で勝ちきったGAME2では安藤が21得点を決めるだけではなく、アレックス・カークとのホットラインを開通させて流れを引き寄せた。

一方、大阪エヴェサは前節、サンロッカーズ渋谷に2連勝を飾り、勝率5割に復帰。ショーン・オマラが欠場したなか、両日ともに9スティールのチームディフェンスが光り、オフェンスではディージェイ・ニュービルが大暴れ。94-78で勝利したGAME1では今シーズン最多38得点、78-74で競り勝ったGAME2も29得点を挙げた。

 そんな両チームは今シーズン初対戦。A東京はB1最小失点を誇り、大阪も17勝のうち15勝で失点が80点未満を記録するように、ディフェンスが勝利にカギになっている。

A東京は今節、ニュービルを封じることが連勝更新の条件になる。マッチアップが予想される安藤や、前節活躍したザック・バランスキーが粘り強く守れるか。攻撃では、スティールの多い相手に対して、藤永佳昭などのガード陣の試合運びも重要になるだろう。

対する大阪は、3ポイントシュートのみならず、カークとの連携もいい安藤への対策が必須になる。マークが予想されるニュービルや合田怜といったガード陣と、カイル・ハントなどのビックマンによってディフェンスで息の合ったプレーを発揮できるか。ミスを誘えれば得意の速攻で勢いづき、貯金生活も見えてくる。

文=大橋裕之

■ロスター
・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)
ジャスティン・コブス※インジュアリーリスト
藤永佳昭
岡本飛竜
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
宇都宮陸 ※特別指定
平岩玄
ライアン・ロシター
イホール・ボヤルキム
田中大貴※インジュアリーリスト
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

・大阪(HC:マティアス・フィッシャー)
エリエット・ドンリー
井手拓実
星野零志
橋本拓哉
竹内譲次
合田怜
飯尾文哉 ※特別指定
カイル・ハント
ディージェイ・ニュービル
木下誠
アイラ・ブラウン
鈴木達也
ショーン・オマラ

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