2023.02.02

【信州vs川崎】中地区の3位と2位が激突…川崎は前節2戦64得点のホーキンソン対策が必要

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

信州ブレイブウォリアーズvs川崎ブレイブサンダース(@ホワイトリング)
GAME1:2月4日19時5分 GAME2:2月5日15時5分

 中地区3位の信州ブレイブウォリアーズは前節、1勝1敗として勝率5割をキープ。名古屋ダイヤモンドドルフィンズに対して、GAME1を96-104で落としたが、GAME2を82-58で取り返した。相手の3ポイントシュートを5本に封じ、インサイドへの侵入も素早い寄りで食い止めるなど前半から44-16と圧倒。ジョシュ・ホーキンソンが2戦連続の32得点と奮起した。

 ただ、両日ともにターンオーバーから20得点近くを奪われ、後半の戦い方に課題を残した。GAME1は前半の15点リードを守れず、延長戦の末に逆転負け。今節の川崎ブレイブサンダースとは第14節に対戦し、序盤2ケタ点差で先行したが、後半のミスで失速しただけに、同じ轍は踏みたくない。前回対戦では欠場した、司令塔の生原秀将や、アンソニー・マクヘンリーの活躍でリベンジしたい。

 対する中地区2位の川崎は前節、レバンガ北海道とのGAME1に98-79で先勝したが、GAME2は95-102で敗戦。前半から55失点を喫したように、ディフェンスに課題を残した。13本を被弾した3ポイントシュートに対して守りが甘く、ブロック・モータムには内外角から39得点を許した。

 そんな川崎は、信州に前回対戦で87-78で勝ったものの、試合の入りが悪かった。前半だけで9本の3ポイントシュートを与えただけに、今節はディフェンスの修正が必要不可欠。前節の2戦合計で64得点を挙げたホーキン対策も必要になる。ガード陣とビックマンが連携して、タフショットに追い込めるか。攻撃では、ミスマッチが見込めるマイケル・ヤングジュニアを起点に、主導権を握りたい。

文=大橋裕之

■ロスター
・信州(HC:勝久マイケル)
ドゥレイロン・バーンズ
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
ジョシュ・ホーキンソン
サイモン拓海
三ツ井利也
ウィリアム・モズリー
生原秀将
ウェイン・マーシャル ※インジュアリーリスト
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

・川崎(HC:佐藤賢次)
藤井祐眞
マイケル・ヤングジュニア
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
納見悠仁
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
ジョーダン・ヒース

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